エアガンカスタムの失敗を無くすために「手段」と「目的」の違い

最近よく耳にする話で、DSGを入れてください‥という依頼が個人のエアガンチューナーや、ショップカスタムで増えているそうです。それ自体は別に大きな問題点ではないのですが、DSGを入れてどうしたいのかが明確ではないというのが明確でない場合が多いのは、大きな問題かと思います。 というのも、DSGというのはあくまでパーツで、DSGを入れるカスタムというのはあくまで手段なんですよね。目的が明確になっていないと、依頼者とカスタム施工者のイメージに大きな食い違いが出てしまう‥ということです。 「手段」と「目的」の違い 例えば、「目的」はレスポンスを上げたいであったり、サイクルをあげたいといった、カスタムを施した後の結果になります。そのための「手段」としてDSGを入れるというのが1つあるわけです。しかし、目的を達成するためには、他にも色々な「手段」があるわけなんですよね。 例えば、高性能なモーターに変更するだけで、上記の目的は達成できてしまいます。わざわざ高難易度なDSGを組む必要はないわけですね。 DSGは夢のパーツではない DSGは確かに、ハイパフォーマンスなエアガンカスタムでは有効な手段になり得る場合もあります。しかし、組込み難易度も高く、その分安定性が低かったり、耐久性に問題があったりするわけです。組込み難易度が高い分、工賃は嵩みますし、コストがかかるわりには耐久性が低くメンテナンス頻度が多くなってしまうのです。「手段」にはメリットやデメリットが存在しますので、それをしっかりと考える必要があるわけですね。 「目的」を達成するために、最適な「手段」を つまり、カスタムをしてどうしたいのかという「目的」をカスタム依頼者が明確にすることが非常に重要になってくるわけです。これが実は難しかったりするわけなんです。カスタム依頼者としては、具体的な目標数値を決めるのがとても難しいので、中々思うようにイメージを伝えられず、カスタム施工者との食い違いがトラブルを発生させてしまうわけですね。 なんせ、具体的な数値目標なんて、そもそもエアガンのカスタム経験が豊富で、かつ数値分析をしている超マニアックな層にしか出せないものですので。これは非常に大変です。だからこそ、カスタムショップはメニューを決めてあり、「こんな仕上がりになります」というカスタム後の「目的」が明確になるようにしてくれているわけですね。 もっと言ってしまえば、エアガンをカスタムする‥ことですら「手段」なわけで、例えば、そのカスタムしたエアガンを使ってサバゲーでヒットをとりたいだとか、そっちが最終的な「目的」になるわけなんです。 「目的」を達成するための「手段」はたくさんあります。ヒットをとるだけだったら、例えば練習するだとか、良いBB弾を使って精度をあげるだとか、それでもいいわけです。     明確な「目的」を伝えるためには あくまで、エアガンをカスタムするという「手段」で、「目的」を達成させるとして、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。たしかに数値目標が1番わかりやすいです。例えばサイクルを秒間30発のハイサイクルにしたいだとか、初弾発射速度を20msにしたいだとか‥しかし、どの程度が本来の「目的」に近づけるのかわかりませんよね‥ だからこそ、行うべきなのは、カスタム依頼者とのすり合わせなわけです。「こんな感じにしたいのですが、どんなカスタムすればいいですかね?」というやりとりをしっかり行う必要があるんですね。具体的にいうのであれば、「インドアをメインでサバゲーをするので、初弾の発射速度を上げたい」とか、「遠くの敵を倒したいから重量弾に適正化して欲しい」ですね。   上記のようなコミュニケーションをしっかりと取れるカスタムショップや個人チューナーに頼むのがベストです。逆に、全てプロにお任せくださいとか、丸投げでいいですみたいなのは非常に危険で、失敗している方を見ると、そう言ったビックマウスに騙されてしまい、カスタム施工者の理想を押し付けられてしまっていることが多々あります。 まとめ 「目的」と「手段」の違いをしっかりと考え、適切な「手段」をとれるようにしっかりとカスタム施工者とやり取りをしていくことで、カスタムで失敗することは少なくなるかとおもいます。また、カスタムでなくともメーカー保証や販売店の保証で性能維持したほうが良い場合もあります。自分でカスタムする方も、しっかり考えて適切な手段を行うとより理想に近づけると思います。是非ためしてみてくださいね!  

エアガンカスタムの失敗を無くすために「手段」と「目的」の違い2022-05-09T22:20:21+09:00

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて②

重量弾への対応が現実的に1番飛距離を稼げる方法だとは思いますが、強いスプリングや重いピストンを使うと銃自体が大きく振動してしまいます。 これは集弾性の低下だけではなく、飛距離にも影響があると考えています。 というのも、スタンダード電動ガンはピストンの打撃がもろに伝わる場所にチャンバーがあるため、これがチャンバーを通じてインナーバレルに伝わり、発射された弾が振動してしまう可能性があります。 実際に、ピストンを重くした上でチャンバーの固定を緩めたセッティングの銃で撃った際には、ホップをいくら強くして初速をあげても30メートル程度しか飛びませんでした。 元はクルツ だったり‥ これはかなり極端なセッティングではありますが、軽い銃の場合は少なからず影響があるのではと考えます。 その為、チャンバーや打撃が伝わる部分を重くしたり、そもそものエアガンの重量を重くすることは必要になってくるかもしれません。 そもそも、電動ガンでこのカスタムをしようと思うのが、やや間違っている気もしなくはないですが‥ では何故BB弾が振動すると飛距離がでなくなるのか。あくまで仮説ですが、BB弾が振動すると空気抵抗をより受けやすくなるからだと考えています。 本来、普通に弾を撃ち出せば、BB弾の直径、つまり5.95㎜分の空気抵抗を受けるはずですが、振動している場合はそれよりも抵抗を受ける部分が大きくなる‥のではないでしょうか。 あくまで仮説であり、マイナス部分の影響なので、これによって飛距離が伸びることはないとおもいますが‥ その③へ    

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて②2022-05-07T03:34:13+09:00

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて①

個人的には、飛距離のカスタムは初速の制限がある以上、上限が見えてしまっているのであまり考察する気にはならなかったのですが、カスタムショップさんと話すと、やはりまだ需要があるとのこと。 なぜ需要があるのかは、やはりわかりやすい性能のパラメータだからでしょうか。または、土地柄で広いフィールドが多い地域ではより需要があるのかもしれません。 飛距離なんてなくても‥という意見はさておき、今回は真面目に「飛距離をあげる」ということに向き合ってみたいと思います。 まず、飛距離の検証をする上で、避けたいのは「目測による観測」です。 これがあらゆるオカルトカスタムの要因となっています。人間の目はいい加減なので、浮き上がりや最終到達点など、希望的観測やイメージに影響されてしまい全くと言っていいほど宛になりません。 なので、今回は(というか今回も)カラス海岸さんの弾道シュミレーターを使いたいと思います。このシュミレーターの基礎になっているのはシキノさんと石岡さんの弾道計算が元になっているため、かなり実測値と近い値が出ています。 ではまず、弾の重さについて考えていきます。基本的には重ければ重いだけいいとは思います。これはゴルフボールとピンポン球を投げた時にどっちが飛ぶのか考えてみるとイメージがつくかもしれません。実際の数字はこうなります。 0.43g 0.2g 初速と浮き上がりを同等に揃えた上で最終的な到達点が0.2gと0.43gでは14〜15m差が出ているわけです。 とはいえ、0.43gでは0.2gの弾を同じような弾道で飛ばすためには2倍以上の回転数が必要になっています。通常の東京マルイなどのエアガンのホップでは、ホップの可動域が足りなかったり、弾が詰まってしまったり初速が出なかったりと様々な問題が起きそうです。 実際に組み込むのであれば、ホップの抵抗に負けないような仕組みを採用する必要があります。これに向いているのはガスガン系かとは思いますが、ボルトアクションや電動ガンで試すのであれば、ピストン重量をあげたりスプリングを強くしたりした上で、ショートバレルにして初速を落とす必要があります。 これにスプリング強化しなければいけないのであれば、どうせならスプリングを元々強くしなければならないDSGが本来は向いていると思うのですが、カスタムの難易度がやや上がる為にあまり実装している人は見ない印象ではあります。 DSGカスタムレシピ その②へ

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて①2022-05-04T23:28:36+09:00

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて③

エアガンの飛距離を伸ばす方法なので、エアガンのカスタムの話をしておりましたが、射出角度も飛距離を伸ばして浮き上がりを抑える為には重要になります。 射出角度−1度 射出角度0度 これでかなり浮き上がりを抑えることはできます。最終到達点も数mは伸びていますね。 しかしながら回転数は+100回と、かなりの高回転が必要になってしまいます。そもそも0.43gを電動ガンで飛ばすのはあまり現実的ではないのかもしれません。 では現実的に使えそうな0.28gで、射角を調整し、現実的な浮き上がりにしてみると‥ こんな感じでしょうか。 これなら回転数も現実的ではあるかと思います。 しかし、電動ガンで飛距離70mなんて話を聞いたことはありませんか?それがどんな弾道になっているかというと‥ このように、交戦距離の25〜40m地点では、地上1.5mから発射された場合、日本人の平均身長を超えてしまっており、最高到達点は4m付近と全く使い物になりません。むしろまともに狙えるのは落下地点ギリギリとなってしまっています。さらにここから風の影響なども加わることで現実的にはこのようにはいかないわけですね。  

【ガチ考察】エアガンの飛距離を伸ばすカスタムについて③2022-05-04T23:23:34+09:00

DSGカスタムの弾道が安定しない場合の対処法について【ノズル位置】

DSGカスタムで弾道が安定しない場合、ノズルの待機位置に問題がある可能性があります。 基本的にはノズルの待機位置は前進させるか後退させるかのどちらかで安定させる必要があります。 最後退位置での保持 最前進位置での保持 弾を毎回同じ位置とタイミングで保持、発射させる事ができないと、ノズルによるBB弾の叩き込みスピードの早いDSGカスタムの電動ガンは大きな影響を受けてしまうわけです。 軽いケースだと初速が不安定になったり、重症だと二重給弾などの給弾不良になります。 解決策としては、ノズルの待機位置を安定させることなのですが、ノズルのコントロールをするのはタペットプレートなため、タペットプレートの形状を修正する必要があります。 本来はセクターギアのタペットピンの動きにあわせてタペットプレートを削る必要があります。これは想定されるギアの停止位置を把握しておく必要があるため、電子トリガーなどでギアの位置を制御する必要があります。 1番簡単なのは、SHSなどのタペットプレートが付属しているDSGをそのまま使うことでしょうか。ある程度安定した動作になります。※プリコックなどをかけ過ぎると不安定になることがあります。 少なくとも、実際に組み込むメカボックスで、ギアを回しながらタペットプレート動き方を見ていく必要があります。 想定されるギア停止位置でノズルが最後退 少々面倒ですが、これを適切に行うことにより、ノズルの待機位置が安定され、弾道が安定します。 タペットプレートの調整は他にも、給弾タイミングの調整や閉鎖スピードの調整もありますので、DSGカスタムの中でも最難関かもしれませんが、避けれない道ですので、是非挑戦してみてください。

DSGカスタムの弾道が安定しない場合の対処法について【ノズル位置】2022-05-02T07:25:22+09:00

内部カスタム前必読!!ショップカスタムの選び方~電動ガン・ボルトアクション~

今回はエアガンの内部カスタムについての投稿になります。 よくある質問で、おすすめカスタムショップはどこですか?というものがあります。 私もすべてのカスタムショップのエアガンを触ったことがあるわけではありませんが、中にはとんでもない内容のものがあったりします。 初心者では見抜けないから…というのをいいことに、未だに悪徳ショップが大きな顔をしていることも多々あります。 しかし、自分でカスタムするのは難易度が高い…という方に、どうすればカスタムショップの良しあしが見抜けるのかをご紹介します。 カスタムに関するトラブルは後を絶ちません。 カスタムは高額になる場合も多いため、ショップや個人に限らずしっかりと事前に確認した上で、依頼するのがベストだと思います。 また、本記事だけでは足りない情報も多くあると思いますので、下調べは入念に行ってください。 事前に自分のエアガンの計測をする 大前提として、自身のエアガンを計測しましょう。 計測できていないと、カスタム後の状態を把握することができません。 つまり、カスタムが良くなかった場合に相談することすらできなくなってしまいます。 計測項目は主に… ①初速(最高初速、初速のブレ) ②サイクル ③レスポンス(動画撮影がいいでしょう) ④弾道(数値化も可能ですが、最低限フィールドで撮影がベストです) サイクル及び、初速を測定するためにも、弾速計は持っていた方がもちろんいいですが、フィールドで計測してもらうことも可能です。 しかし、ショップカスタム後の初速オーバー事案などもあるので、弾速計は持っておいて損はないでしょう。 弾道やレスポンスなど、数値化が難しい(やり方はありますが)ものは動画を撮影しておくことがベストです。 カスタムしてどうしたいのかを考える 目的もなく、カスタムしても効果も実感できず、満足度は低いと思います。 そもそも、東京マルイの最新型が4万円前後で買えてしまうので、しっかりと明確な目的を決める必要があります。 あくまで、カスタムは手段であって目的ではありません。 例えば、「遠くの敵を倒したい」という目的があるのならば、「飛距離を稼ぐ」というのは手段になります。 そして、「飛距離を稼ぐ」という手段よりも、「敵に近づく」や「重い球を使う」という手段の方が有効なことが多いです。 しっかりと目的を考えたうえでカスタムを依頼しないと、無駄になってしまうことが多いです。 「飛距離」「精度」は限界がある 飛距離と精度には限界があります。 そして、東京マルイの次世代よりもこれらを伸ばそうとするのは、あまり意味がありません。 というのも、東京マルイの次世代を使っていて、撃ち負けるというのは、単純に使っている側の問題です。 ・構え方が曲がっていないか ・使っている弾は推奨のものか ・ホップは適正か ・ゼロインはできているのか これらすべてを満たしたうえでのスペックアップが必要なのかどうか、しっかりと確認してからカスタムするべきだと思います。 特に、「飛距離」に関してはカスタムはほぼ無意味です。 というのも、水平飛距離は物理的に限界があり、エアガンから発射された弾は放物線を描いて飛んでいます。 人間の目は騙されやすいため、「飛んでいるように見える」カスタムは非常に簡単にできますが、実際に水平飛距離を伸ばすことは困難です。 エアガンの飛距離について カスタムするにしても、海外製のエアガンの調整…くらいがベストでしょう。 カスタムは魔法ではない カスタムすることで、エアガンのスペックが上がる…というのはそもそも大きな間違いです。 基本的にはバランスを崩すことになります。 そのため、箱出しでもスペックの高いエアガンのスペックをあげる…というより、海外製のモデルを調整して国産モデルに近づけたり、明確な目的を持って、バランスを調整するのが限界です。 大きな事をショップの売り文句で述べていることはありますが、あれはあくまで営業のための売り文句であり、魔法のようなカスタムはありません。 例えば… 飛距離70mオーバー!(ただし、鬼ホップ) 理論はこれです(科学的根拠なし) 50mヘッドショット(試行回数不明) 動画はこれです(切り抜き) といった感じで、よくある化粧品の広告みたいなものです。 真に受ける必要は全くありません。 特に、何やら難しい理論を提唱しているブログなども散見されますが、ほとんど「こうだったらいいな!」の仮説にすぎません。 夢も希望も持たないでください。

内部カスタム前必読!!ショップカスタムの選び方~電動ガン・ボルトアクション~2021-11-18T21:00:19+09:00

電動ガンの音の発生要因と消音カスタムについて

電動ガンの消音カスタムについてまとめます。 電動ガンでの消音カスタムは限界があり、耐久性や初速の安定性、サイクルやレスポンスなど、失うパラメーターが多いので、あくまで参考程度に留めておいてください。 本格的な消音であれば、コストの面も考え、電磁弁やガスセミオート系(ソーコムMK23やコクサイ)に軍配が上がります。 また、連発できなくても問題ないのであれば、ボルトアクション系が、コストの面でも優れているかと思います。 音の鳴る原因について 電動ガンにおいて、音のなる原因は大きく3つ ①ギアノイズ等の駆動音 ②ピストンの打撃音 ③エアの破裂音 上記が考えられます。 この3つの音に関する特徴と、それぞれの対策を考えていきたいと思います。 前述したボルトアクション系には、ギアノイズ等の駆動音がなく、電磁弁やガスセミオート類には、僅かな駆動音とエアの破裂音が無いため、消音には電動ガンは向かないと言わざるを得ません。 しかし、主流な電動ガンで何とかしたいのであれば、下記をご覧ください。苦難の道です。 消音は、電動ガンの中で一番情報もなく難しいジャンルです。マジです。   電動ガンのギアノイズ等の駆動音とその対策 電動ガンには様々な駆動部品があり、これがノイズの原因となります。 この対策を個別にとる必要があるのですが、サバゲーで使う交戦距離で考えると、エアの破裂音の方が大きく、聞こえやすいことが多いです。例を出すのであれば、次世代電動ガンなどのブローバック音が、30m先から聞こえるより、発砲時の「パン」という音の方が耳に届きやすいのではないでしょうか。 集音機で測定した際も、銃口付近の方が音が大きいことがわかるかと思います。 そのため、どこまでやるのか…という問題になるのですが、二通りの方法と、裏技を掲載します。 【DSGカスタムで作動音を短くする】 まず1つめは、作動音を短くし、聞き取り辛くする方法です。 DSGは作動が単純に半分のため、作動音の響く時間を短縮できます。 レスポンスやハイサイクルと共存させるときに有効ですが、ピストンの打撃音がやや大きくなる傾向にあり、駆動負荷からギアノイズの高音域も消し辛いため、そこそこエアガンのカスタム上級者向きの方法です。 ただ、ゲームで使う際には、音自体が消えるわけでは無いので、あくまで「うち心地が気持ちい」「ノイズがなく射撃に集中できる」程度のメリットしかありません。 DSGカスタムのレシピはこちら 【柔らかいパーツを使用し、高音域を消す 】 DSGカスタムは負荷が大きく、高音域を消すことが難しいのですが、これは負荷に耐えるために硬いパーツを使用していることも大きな原因の一つです。そのため、ギアをあえて柔らかい焼結金属系(ZC等)か、東京マルイ製の柔らかいものに変え、高音を出さないようにする方法があります。しかしこれにはデメリットもあり、負荷のかかるハイサイクルやプリコックとの両立は著しく耐久性を失います。しかし、大きなメリットとして、フルオート時も静かになるという唯一無二の利点もあります。 上記の2軸は相反するカスタム内容のため、初めに方向性を決めたうえで、カスタムを進めていくことになります。 裏技としては、P90やM14 やステアーのような、メカボックスとレシーバーに隙間のあるタイプは、メカボックスに鉛や綿、吸音材で覆うことにより、メカノイズを大幅に低減可能です。 イメージとしては、電動ガンを布団でくるんで撃ってみたりするとわかりやすいかもしれません。 M4タイプで、見た目にこだわらないのであれば、G&Gなどレシーバーとメカボックス上部に隙間のあるタイプはチャージングハンドルを外すことで、上部のみ覆うことができます。 すでにギアノイズ編だけでも長いですが、さらに続きます。 電動ガンの駆動音で、大きいポイントかつ、気づきにくい音として、以下のポイントがあります。 順番に対策も記載します。 ①ピストンと一枚目のギアが当たる音 ⇒AOE調整とピストンのバウンドの対策 ②逆転防止ラッチの音 ⇒削れて来たら交換する、プリコックしないのであればラッチ枚数を減らす(ARESなら取っても良いくらい) ③レシーバーとメインスプリングの共振 見た目に気にしないのであれば、なるべくプラレシーバーを使用し、ボルトキャッチなどのスプリングもすべて抜く。チャーハンなんていらない場合はそれも外す。 などなど、まだまだ細かい部分はあるかと思いますが、ざっくりでもこんな感じです。 電動ガンのピストンの打撃音を消す タイトル詐欺ですが、消す…のは難しいので、あくまで低減させる方法を記載します。 ①ピストンを軽くする ②シリンダーヘッドにソルボセインやボロンスポンジを貼る ③エアブレーキの活用 ④スプリングレートを下げる ピストン軽量化について ピストンという運動する物体を軽くすることにより、打撃音を低減することが可能です。 ただし、初速効率もその分悪くなり、スプリングレートをあげることになるため、やりすぎは禁物です。 組んでいるセッティングにもよりますが、サードパーティー製のピストンの重り(ベアリング)を外すくらいで十分かと思います。 シリンダーヘッドに貼物をする

電動ガンの音の発生要因と消音カスタムについて2021-11-13T15:28:57+09:00

【失敗談】NGエアガンカスタムレシピ

今まで失敗してきたレシピを公開します。 これで必ず失敗するというわけでは無く、あくまで私の経験談になります。 失敗した原因になる構成を中心に記載します。 【ガチ流速VSRカスタム】 ベース:VSR インナーバレル:10㎝ スプリング:200% 失敗理由: ・目的であった、飛距離の向上などは全くなし ・シアが即破損 ・ホップで初速が大幅に変化(重量弾でも合わない) ・とてもうるさい 【DSGハイサイクル】 ベース:ARES 電動M4 シリンダーヘッド:メタルシリンダーヘッド スプリング:M130 失敗理由: メカボ破損 シリンダーヘッドがメタルの場合、メカボックスへの負荷が高く、DSGなどではメカボックスが割れてしまう危険性がある。 【ブラシレスモーター+ハイスピードギア】 ベース:M4 ギア:13:1シングルセクター 失敗理由: 給弾不良 初速が不安定に(おそらくタペットプレートの調整が必要) モーターに高負荷 ブラシレスモーターは高負荷で回すと熱を持ってしまい、故障の原因になります ピスクラ ピストンスピードが確保できないとピスクラします。 セクターカットは必要か 【プリコックFCU×ヘリカルギア】 ベース:M4 FCU:陽炎シリーズ ギア:ヘリカルベベル×DSG 失敗理由(失敗でもないんですが) プリコック後に、ラッチが安定せず、プリコック位置が不安定に   今後も追記します

【失敗談】NGエアガンカスタムレシピ2021-11-13T15:45:19+09:00

ホップパッキン研究① パッキンの形状別の特徴について

エアガンのカスタムにおいて、比較的簡単に組み替えられて低コストな、ホップパッキンについて、形状別に特徴や向き不向きを考えていきたい思います。 前提として、最新の東京マルイ製品で0.25gの弾を使用する場合には、それ以上の結果を出すことがかなり難しく、ぶっちゃけ変えなくてもサバゲーで使う分には十分であると、先に結論を書かせていただきます。 具体的には30mの的に10発撃って10㎝~20㎝には製品誤差はあるものの集弾しており、ゲームで使う分には十分過ぎるポテンシャルがあります。 しかし、なんとなく変えてみたくなるのがパッキンです。 先に書いてしまうと、私はマルイ形状のパッキンを愛用しており、使う季節の気温や、使う弾、チャンバーの形状などに合わせてメーカーを変更している程度です。 散々弄り回した結果、電動ガンに関しては、マルイ形状でなんの問題も無いという結論に達しました。 前段で結論を述べていしまいましたが、パッキンの形状について考察していきたいと思います。 マルイ形状ホップ 基本的に、メーカー箱だしの状態で組み込まれているのが、この形状のパッキン。 特にこだわらないのであれば、この形状のものを使用するのが無難。 ホップのかかりも安定しており、ホップの調整が細かくできるのがポイント。 この形状でピーキーになってしまうのは以下の二点が考えられる。 ①パッキン以外に問題がある(ノズル長があっていない、ノズル動作が不安定、機密が取れていない) ②パッキンの硬度が硬すぎる(70~) 上記の通り、こちらのパッキンを使えば基本的には問題が起きにくい。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00L42QVWE/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B00L42QVWE&linkId=e1490a2dd7d9696690eb1c7f73778196 長掛けホップ(フラット) カスタムするとなると、長掛け形状を選択されやすい。 理由は以下の3点ではないだろうか ①ホップのかかりが良い ②ホップをかけたときの初速低下が少ない ③ノズル長をごまかせる ①と②はほぼ同じ理由で、箱出しの状態で重量弾を使う場合は、抜弾時の抵抗により、初速が低下することがある。 そのため、強いホップと高初速を両立することができなくなってしまう。 上記の対策として、長掛けで強ホップ時に初速が低下しないように、浅く長くホップをかけられる形状が採用されていたりする。 主に、突起の無いフラットの形状のパッキンを使用し、押しゴムで長掛けにされるのが一般的である。 ここまでを読むと、良いものな気もするが、デメリットもある。 ①ホップの調整がシビア ②電動ガンのようにノズルが激しく動く場合はかかりが安定しない(もしくは押し出しを強くして無理やり押さえつける必要がある) 総じて、重量弾向けのセッティングであるといえる。 また、インナーバレルやチャンバー側を削る必要も出てくるため、組み込みも難しい。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B088T7DYD2/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B088T7DYD2&linkId=4c4311f9d0fefb8568af885daa3fed48 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00BGVBY34/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B00BGVBY34&linkId=ea8931041a6a253261982c06e12fd87a https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074M8ZGMQ/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B074M8ZGMQ&linkId=9954476454cfaa10c31125ba179e112b https://www.amazon.co.jp/gp/product/B009BHNKPK/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B009BHNKPK&linkId=86e6d5370f8b9cdaea20a49f70e6dbd0 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074M8J77K/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B074M8J77K&linkId=a66a14fb672de51c001ab106d1eeaffd 二股形状ホップ BB弾のセンタリングを意図として、精度向上を狙ったパッキン。 変えるだけで効果があるように見えるが、これが非常に組むのが難しい。 難しい理由は以下二点 ①二点を綺麗に出すのが難しい ②ホップを浅くかけるとセンタリングの意味が薄い という問題点があげられる。 また、どうしてもエアガンや使い方の癖で、使用していると片側が削れてしまう。 テストで効果が出ているという報告も見るが、組み立てで決まった状態のみのものも多いことからも、総じて、扱いが難しい形状であるといえる。(再現性が低い) パッキンが二股になっているタイプと、押しゴムで二股にしているタイプがあるが、後者の方が耐久性もあることで組みやすい(VSRや一部の電動ハンドガン、ソーコムMK23などがこの形状である。前者は一部のG&Gなどに採用されている。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004RMJ23I/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B004RMJ23I&linkId=a39e1c250c7562d0f566b93998cfa344 二股×長掛けホップ 二股パッキンと長掛けパッキンのいいところを取ろうとしたホップ形状。 しかし、両者の使いにくさも継承してしまっていることから、重量弾を使用し、突起をしっかり押す必要がある。 デメリットを継承しているため、電動ガンに組み込むのは難しい。 使うのであればボルトアクションなどで、しっかりとノズルをコントロールできるエアガンに向いているだろう。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B096LC24FP/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B096LC24FP&linkId=e2601f8f9ea3293ad7ac97b996252a0d https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09G6XBFKM/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B09G6XBFKM&linkId=8b672b320a4b3a17716a35bb574eeaf1

ホップパッキン研究① パッキンの形状別の特徴について2021-11-13T15:48:17+09:00

飛距離カスタムまとめ

エアガンの飛距離を向上するためのカスタムについてまとめました。 とはいえ、現実的なことしか書いていないので、魔法のようなものはありません。 まず、飛距離に関しての限界は、カラス海岸様の弾道計算を参考にしております。 弾道計算リンク この計算の枠を飛び越えるようなことは、物理的にできないことは、数々の有志の方により証明されています。 エアガンの飛距離カスタム限界点 上記の弾道計算を参考にすると、水平飛距離の限界がわかります。 ※上記でも、少し浮き上がっており、完全に水平ではありません。 水平の定義を上下の浮き上がりを0とすると、完全に水平に飛ばせる限界はせいぜい15m~20m程度なことがわかるかと思います。 では、50mや60m飛ぶという話はどこから出てくるのでしょうか? それは、多少なりとも弾が浮き上がることで、人間の目では水平に見えるような弾道で飛んでいるのです。 上記のような飛び方をしているわけで、極端に言えば、浮き上がりを無視するのであれば、思いのほか遠くに飛ばせることになります。 このように、浮き上がりを無視した場合は70mや80mに弾を到達させることは可能ですが、 サバイバルゲームで使う上での有効な弾道ではなくなってしまいます。 では、実践的に使う上で、どのようにすれば良いのか考えていきたいと思います。 実践的なエアガンの飛距離の伸ばし方 では、実際にエアガンの飛距離を伸ばすにはどのようにすればよいのでしょうか。 結論としては、なるべく浮き上がりを抑え、適切なホップの回転量の時に、適切な初速を出すことが求められます。 簡単に説明します。 浮き上がりについては、簡単で、重量弾を使うことでこれを抑えることができます。 同じ50mでゼロインした際でも、0.2gの弾より、0.45gの弾の方が、浮き上がりが緩やかなことがわかるかと思います。 つまり、重量弾を使うことで、浮き上がりを抑えたまま、飛距離を向上させることが可能ということです。 次に、適切なホップで適切な初速お出すということについてです。 先ほどから上げているデータはすべて、カラス海岸様のデータを用いた理想値になります。 そのため、実際にエアガンを組んだ際には、狙った回転をホップでかけたときに、狙った初速にはなりません。 その点を修正する必要があります。 結論としては、重量弾に合わせたセッティングが、飛距離カスタムそのものと言っても良いのではないでしょうか。 飛距離カスタム=重量弾の最適化について では、実際にどのようにすれば重量弾を使用した際に、適切にホップと初速を両立できるのでしょうか。 これについては、様々な方法論があります。 ショップなどで多く行われている飛距離カスタムについても、概ね何らかの方法で、重量弾に適正化されています。 以下、簡単にその方法をご紹介いたします。 ①いわゆる長掛けのホップパッキンを使用し、ホップをかけたときの抵抗による初速の低下を抑える この方法はメカボックスにアクセスすることなく、重量弾を使用できるため多くの人が採用しているのではないでしょうか。 しかし、デメリットもあり、ホップ調整はシビアになり、軽量弾は使いにくくなり、電動ガンにおいては精度が低下する可能性もあります。これは、電動ガンに関してはノズルの動きが激しく、決まった位置に安定して給弾することが難しく、温度の影響など環境の影響を強く受けてしまうためです。特に、ノズルの保持位置を安定させるのは構造上難しいため、詰めていくと非効率になる可能性もあります。 ②ホップを強くすればするほど初速が上がるよなセッティングをする(流速カスタム) 俗に言う流速カスタムというものですが、ホップを強くかければかけるほど初速が上がるようなセッティングにすることで、重量弾に対応させるというのが本質的なものだと思います。 様々な流速カスタム理論が展開されていますが、個人的には大げさなことをする必要はないかと思っています。 流速カスタムについて 先ほど提示した流速カスタムですが、以下の方法が一般的とされているかと思います。 ①ピストンを重くする ②シリンダー容量を大きくする ③インナーバレルを極端に短くするか、ルーズバレルを使用する 上記のような方法があげられているかと思います。 先に断っておきますが、流速カスタムに魔法のような効果は一切ありません。 例えば… 空気の幕がBB弾を包み込み空気抵抗を下げる ⇒エアガンで撃ち出された空気が持続するのは精々数センチな為、そのような効果はなし。 ※エアガンのシリンダーに色付きのガスを入れる実験で証明済(まあ普通に考えてありえないですが) 話は戻りまして、前述した方法ですが、極度にやりすぎてしまうと逆効果で、むしろ狙ったホップで初速を出すことが非常に困難になります。 また、エアガンにかかる負荷も上がり、故障の原因になります。 そのため、基準を決めてなるべく負荷を抑えての調節が必要になります。 具体的に言うと、ホップをかけてもあまり初速が変わらないセッティングにすればよいのです。 簡単楽ちん飛距離カスタム

飛距離カスタムまとめ2021-11-13T15:30:16+09:00