エアガンのメンテナンス 時期や頻度、トラブル時の対応も
今回はリクエストがあったので、エアガンのメンテナンスについて書いていこうと思います。 エアガンは基本的には車やバイクと同じ耐久消耗品です。 そのため、定期的なパーツ交換やメンテナンスの作業が必要になります。 ちなみに筆者は壊れた音を聞くと故障の箇所が大体わかります。 今まで何回も壊してきたので… メンテンナンスに関しては、使用後に行いたいものと、定期的に行いたいものがあるので、分けて考えていこうと思います。 定期的なメンテナンスを行うメリットはエアガンの寿命を延ばすだけではありません。 そのエアガンを本来のパフォーマンスで使い続けられるようになることは大きなメリットと言えます。 逆にメンテナンスしていないと故障が早まったり、弾道が乱れる原因となります。 是非適切なメンテナンスを心掛けていきましょう。 また、カスタムガンに関しては、カスタムショップ等から適切な案内があるかと思いますので、それをしっかりと実行してください。 どんなにいいカスタムガンでも、使い方が雑だとすぐに故障してしまいます。 最低限自分で行うべきメンテナンスは? エアガンのメンテナンスに必要な道具は「どこまで自分でやるか」次第です。 最低限行ってほしいのは、使用後のバレル清掃と外装の砂を落とすことです。 こちらは比較的簡単に行えますので実施しましょう。 インナーバレルのクリーニング エアガンにはインナーバレルと言われる銃口から見える筒のようなものがあります。 これはインナーバレルといい、BB弾がここを通って加速し発射されます。 簡単に言えばBB弾の加速装置です。 ここが汚れていると、初速が下がったり弾道が不安定になったりします。 最悪の場合は弾詰まりを起こします。 初速のさがり幅はまちまちですが、最高で10m/sも低下したエアガンを整備したことがあります。 使用後は毎回清掃するのが好ましいです。 清掃の方法は流派があるかと思いますが、基本的には東京マルイの説明書の内容を参照して解説していきます。 東京マルイ製品の説明書では「命中精度が落ちてきたら」と記載がありますが、サバゲーで1日使えばそれなりに精度は落ちます。 特にアウトドアフィールドは砂やほこりが舞っているので顕著です。 インナーバレル付近のクリーニング方法 銃口よりシリコンスプレーを軽く吹きます。 軽ーくで大丈夫です。 吹きすぎるとべとべとになってしまい逆効果です。 ※シリコン製のパッキンを利用しているカスタムガンにシリコンを吹くと膨張する可能性があるので注意 数マガジン発射し、余計なシリコンのオイルを飛ばします。 その後、クリーニングロットを準備します。 まず、クリーニングロットに乾いた綿布を取り付けます。 硬い素材だとインナーバレルを気づ付けてしまいます。 ぶっちゃけティッシュペーパーでも代用できなくはないのですが、ちぎれてインナーバレルの中に残ったり、詰まったりすると分解が必要になるのであまりオススメはできません。 専用のクリーニングロットなどもありますのでお好みで。 私は楽なので下記のものを使っています。 クリーニングロットが準備できたら、銃口から回すように挿入します。 この時、もしホップがもとに戻っていなかった場合はもとに戻してから行ってください。 注意点は、スムーズにロットが入らないのに無理やりねじ込んだりすると故障の原因になります。 その際はロットについている綿布を調整してみてください。 一番奥の部分まで突っ込んで大丈夫ですが丁寧に行ってください。 また、エアガンの給弾口の部分の清掃も行うのが好ましいです。 給弾口に同じくクリーニングロットを差し込み清掃します。 できればマガジンの給弾口部分も汚れていれば、清掃しましょう。 マガジンの中まで汚れてしまっており、外側から清掃が難しい場合は分解が必要になります。 マガジンの分解清掃に関してはエアガンごとに異なるので今回は割愛します。 汚れたマガジンを使うと故障の原因になりますので気を付けましょう。 これでインナーバレル付近のメンテナンスは終了です。