電動ガンおすすめモーター徹底比較【2024年最新版】レスポンスアップからDSG用まで網羅
※2024年3月に加筆修正 電動ガンのカスタムにおいて、モーターの交換は費用対効果が優れているといえます。交換しただけで大きく動作がかわるのはモーター交換の醍醐味です。 しかし、電動ガン用のモーターはかなり多く流通しておりますのでどれを選んでいいのかわからないと思います。 ですので、インドア大会の優勝機の作成も数多く行ってきた私が、普段使っているモーターを中心にご紹介しようと思います。 参考に今までのカスタム動画を貼っておきます。 一番初めの銃は某インドア大会で優勝してます。 https://www.youtube.com/watch?v=TXB8ngLZNeQ モーター交換の注意事項 「電動ガンをカスタムする際にモーター交換はメカボックスを分解せずに行えて簡単だ」 こんな売り文句を見かけることもあるかと思いますが、それは大きな間違いです。 電動ガンの分解は、以下のようなリスクのあるカスタムになります。 ・モーターのシャフト及びピニオンギアが配線に引っ掛かり分解不能になる ・想定以上のスピードが出てしまい、クラッシュの原因になる ・クラッシュした際に、想定以上のトルクで被害が拡大する ・上記のすべてが発生する このように、モーター交換は上級者向けのカスタムになります。 そもそも、モーター交換の際には基本的にはピニオンギアを交換する必要があり、それを行わないとギアノイズやギアのクラッシュに繋がり、むしろ逆効果になります。基本的にはベベルギアとモーターは揃えて使うべきです。 ですので、モーターを社外製品に取り付ける際はピニオンリムーバーの購入が必須です。 海外製品だと、メーカーを合わせても使えないなんてこともあるので、持っておくとよいでしょう。 ※ピニオンリムーバーは安物を買うと軸がもげますのでご注意ください。 電動ガン用モーターの種類について 電動ガン用モーターに関しては、ハイスピードモーターやハイトルクモーターの2種類があるとされているものの、正直なところメーカー基準で設定されているので、ハイトルクと書いてあるのにスピードよりだったり、その逆だったりとあまり信用できるものではありません。 チェックすべきポイントは、使われている磁石の特性でしょうか。 基本的に、安価なフェライトが使われているモーターは値段が安く、どちらかというとスピードよりで無負荷のサイクルが高めで、高電圧に弱いです。レアアースであるネオジムやサマリウムコバルトは高価ではありますが、高電圧にも強い傾向にあります。もちろんそこだけでは判断できない例外的なモーターもあります。 また、最近では一般的なブラシモーターではなく、ブラシの存在しないブラシレスモーターも登場しました。 つまるところ、理想のサイクルやレスポンスに合わせた適切なモーターを選択しなければいけないので、同じようなセッティングの情報を探すのが手っ取り早いです。 こちらの記事でももちろん紹介しますが、TwitterやAmazonのレビューに情報を載せてくださっているケースがほとんどなので、そちらを参考にしながら選ぶとよいかと思います。 【中級者向け電動ガンモーター】 まずはスピードを上げすぎず、性能アップを図りたいときにおすすめのモーターを紹介します。 ピニオンさえ交換できれば基本的なセッティングのエアガンには搭載可能で、バランス変更をしなくても使えるであろうモーターです。 とはいえ、前述の通りポン付でモーター交換は危険なので、カスタム初心者にモーター交換は推奨しません。 どうしても交換してみたいのであれば、カスタムショップさんと相談しながら依頼するのをおすすめします。 東京マルイEG1000 天下の国内産優良モーターの代表格です。 程よいスピードとトルクで中華製品が国内産レベルになります。 ピニオンギアが柔らかいので、海外製品に使う際は交換が必要です。 3,000円程度なのでコスパも良いです。 ちなみに、EG700の後継機にあたりますが、EG700も良いモータですので、 わざわざ新品から交換する必要はないかと。 東京マルイサマリウムコバルトモーター 高トルクでサイクルは控えめなかなり使いやすいモーターです。 消耗も気にしないのであればぶっちゃけDSGカスタムでも使えます。 しかし、値段が高いので交換の際の優先度はあまり高くありません。 東京マルイ製品をワンランク上にあげたい際には一考の余地ありです。 ※東京マルイハイサイクルモデルに搭載するとサイクルは3~4程度落ちます。 SPARKイナズマモーター SPARK(AIRSOFT97のオリジナルブランド)製のモーターです。