電動ガン

【雑談】なぜ、エアガンのオカルトがはびこるのか

※今回は雑談です。 なぜエアガンについてのオカルトがここまで広まり、正しい情報が広まらないのか。 これについて考えていこうと思います。 まあ考えてみたところであくまで主観なので、面白半分で読んでください。 エアガンカスタムのオカルトが広まるのはなぜ? そもそも、何がオカルトで何が正しいのか。 この判別がつかないからオカルトが広まってる…というのが結論なのですが、エアガンカスタムには様々なオカルトがあります。 飛距離オカルト レスポンスオカルト DSGの妄信 などなど、非常に多くのオカルトがはびこっています。 そもそも、エアガンの性能を極限にしたからって、サバゲーで無双できるのか…っていうとそうでもないんですよね。 カスタムガンが強いんじゃなくて、強い人がエアガンにも拘ってカスタムしているっていうのが大半だと思います。 そりゃそうですよね(笑) 箱出し中華の上級者と、バチバチのカスタムガンを使う初心者、勝つのはどちらか明白ですね。 そもそもエアガンカスタムなんてほとんど自己満足なんですから。 エアガンが強いからずるいって意見が一番オカルト要素が強い…と言いますか、きつい言葉を使えば… お前、サバゲーエアプだろ? ってなりますね。 情報が広まっていればオカルトは広まらない? そんな、ニッチな分野のニッチな項目である、エアガンカスタムですが、有益な情報がネットで手に入りにくいんですよね… 私のサイトにたどり着く人だって、初心者ではなく私の同類ばかりですからね(笑) 特に、飛距離のカスタムなんて、有志での研究で、弾速や弾の重量を入力すると計算できてしまうくらいには数値化されているので、もはや議論の余地すらありません。 カラス海岸様の弾道計算ソフト 先日あげた、電動ガンのレスポンスに関する記事でも述べましたが、電動ガンのレスポンスも電子トリガーの計測などでほぼ数値化されています。これもほとんど議論する余地が無いんですよね… 静穏化、消音化なども同じく明白に数値化されてますね。 精度を上げるカスタムについては、電子ターゲットを利用して数値化できるのに… まあ、遊びなんで仕方がないのですが、そもそもほとんどまともに計測されていないし、有志で手のかかった計測や実測値をまとめたデータは、なぜか人気が無くてあまり広まらないんですね。 お役立ちリンクはこちら まあ、あまり大きな声では言えませんが、都合の悪い人がきっといるのでしょうね(暗黒微笑) 意味のない計測と実射テスト まず初めに矛盾したことを言いますが、エアガンはあくまで人の使う道具ですが、人間の目や耳などの感覚はびっくりするほどいい加減なので、実際に目で見て判断する…みたいなことはほとんど無意味です。 よくある話ですが、エアガンの弾道は目線や見方、光学機器で大きく異なります。 そのため、フラット弾道とかいう売り文句は全く意味がないんですよね(笑) 本当のフラット弾道は20m前後が現在の規制下だと限界です。 詳細は→飛距離カスタムまとめ 飛距離60mオーバー?射角つけるかホップ強くすれば楽勝です。 しかしまあ、これすっごく飛ぶんですよ~ロングレンジカスタムしてて~ってホップの強いエアガンを渡されて撃つと、そんな気がしてしまうのかもしれません。 まあ、我々ヲタクに渡すと、銃身と目線を平行にして弾の弾道を観測するので全く意味はないですが。 ほんとはそうやってホップ調整するのが有効射程を最大にする正しいやり方なんですけどね… オカルトを信じてしまうそれらしい売り文句 飛距離を伸ばすために、インナーバレル内の摩擦抵抗を減らし、内径を広げフローティングさせ、空気の膜をBB弾にまとわせることで、空気抵抗を減らします。さらにボアアップシリンダーでエアの量を増やしてその効果を最大限まで高めます! …なんて売り文句を見ると、なんだか飛びそう!って思いますよね。 こういう売り文句を真に受けるところから、オカルト信仰は始まります。 わかっている人が見ると突っ込みどころ満載なのですが、知らない分野だとそうはいきません。 シム調整でギアの抵抗を減らし、電子トリガーを搭載しピストンを後退させ、初弾の発射スピードを高めます。さらにハイトルクモーターを搭載しその効果を最大限アップ! 上記はまあその通りになるのですが、知識がないとどっちが本当か区別がつかないですよね… 情報を精査する力が無いと、この分野に限らず簡単に騙されてしまう怖い世の中です。 パーツの神格化と手段と目的の逆転 よくあるのが、飛距離が上がる魔法のパッキンですね。 チャンバーパッキンはそもそも飛距離を決めるパーツではないんですが、飛距離アップという売り文句に騙されてしまうことが良くあると思います。 チャンバーパッキンはホップの回転数には関係あるのですが、他の要素だけ端折ってしまうとこうなるんですね。 BB弾の回転数があがれば、飛距離が伸びると思っているのかわからないですが、ホップを強くかけるのと大差ありません。 初速を維持しながら強回転をかけるなんて言うのも、割と簡単にできます。 そもそも、ちゃんと組んでいれば、使う弾の適正ホップに合わせて最高初速が出るように調整しますしね…

【雑談】なぜ、エアガンのオカルトがはびこるのか2023-04-25T16:49:46+09:00

電動ガンレスポンスアップ考察 レスポンスのオカルトを暴く

電動ガンの流行は、飛距離やハイサイクルから、電子トリガーなどを用いたトリガーレスポンスアップカスタムに移り変わりました。 おそらく、セミオート戦がゲームのメインになっていたり、高性能な電子トリガーが増えたことが後押しの原因にもなっているかと思います。 しかし、流行りものには必ずと言っていいほどいい加減なオカルトカスタムが付きまといます。 ブログのサブタイトルにもありますが、いい加減で適当なオカルトカスタム理論はぶっ壊す方針なので、徹底的に解説していきたいと思います。 記事の信憑性の為に、一応書いておきますが、私のチューンした電動ガンは過去に競技系サバゲーで何度も優勝しております。 そんなわけで、それなりの経験と実測をもとに考察していきたいと思います。 大会優勝機動画はこちら また、レスポンスアップのための正しい道のりも解説します。 レスポンスの正体 そもそも、電動ガンのレスポンスやキレって何なのでしょうか。 簡単に言ってしまえば、これはただの感覚です。 例えばAさんがキレッキレだと思ってもBさんはそうは思わない可能性もあります。 なぜそうなってしまうかというと、レスポンスやキレという感覚の中には下記の3つが含まれているからです。 ①初弾の発射速度 ②次弾までの待機時間 ③トリガーフィーリング このどれを重視するかが人によって違い、また求める速さも違うため感覚の話になってしまうのです。 カスタムの指針を考えるうえで、このレスポンスにまつわる要素の分解ができていないと、オカルトやブラシーボ効果に騙されてしまうというわけです。 トリガーフィーリングはさておき、初弾の発射スピードと次弾までの待機時間は現在の高機能電子トリガーであれば計測が可能です。 では、それぞれの要素に合わせて考察していきましょう。 初弾の発射速度 まず要素の1つ目は初弾の発射速度です。 これは簡単に言えば、引き金を引いてから弾が出るまでのスピードのことです。 おそらく、これを重要視してる方は多いのではないでしょうか。 実は、電動ガンの初弾発射スピードは全パワーソース中最下位です。 電動ガンでは、引き金を引いてギアが回転しピストンを引いて、ピストンが解放されたときのパワーで空気を押し出し弾を発射します。このようにガスやエアコキなどに比べて発射までの工程が長く、どうしても初弾が遅くなるのが電動ガンです。 そこで、これを解決するための機能としてプリッコックというピストンを予め後退させておく機能があります。 これをうまく使いこなすことで、コッキング式のエアガンとほぼ同じ挙動で稼働させることができます。 もちろん、通電してモータが動き、ギアを数枚引かなければいけないので若干のタイムラグは発生します。 つまり、電動ガンで初弾の発射速度を高めるためには、以下の方法があります。 ①モーターの初動を早くする ②プリコックをギリギリまでかける 細かく言うと、もっと複雑ですが基本的にはモーターパワーをあげるか、プリコックを強くかけることができれば、初弾の発射速度は上がります。 しかし、ここで発生する問題が、モーターパワーをあげすぎると、プリコックがオーバーランしてしまいやすくなることです。 そのため、多くの電子トリガーではモータをーを制御するためのブレーキ機能があります。 プリコックの位置、モーターパワー、ブレーキ、これを使いこなしてバランスをとるのが初弾発射スピードには求められます。 ちなみにこれは高機能な電子トリガーで数値化することができます。 この数値を、何人かの上級者に試してもらい、感覚と数値を合わせたのが下記の表です。 ・50ms もっさり、プリコックなし電動ガン ※マルイのノーマルや組付けただけのトレポンなどは50ms~60ms ・40ms ややもっさり プリコックなしのdsg ・30ms 普通 プリコックしたシングルセクターの電動ガン ・25ms さくさく プリコックしたdsg ・20ms 触ったら出る よくできたプリコック ・15ms 触ったら出る とてもよくできたプリコック ※リヴァイアサン計測 正直、普通の感覚だと20ms以下はあまり違いがわからないです。 目安としては30ms程度を基準とし、下記に並べるほかの要素との兼ね合いを考えていくことをおすすめします。  

電動ガンレスポンスアップ考察 レスポンスのオカルトを暴く2023-04-24T20:53:17+09:00

【2023年版】最強電動ガンランキングトップ7【初心者~上級者までおすすめ】

今回は最新のエアガンも含め、最強の電動ガンをランキングにしたいと思います。 個人的なランキングではありますが、Twitterで過去に取ったアンケート結果などを参考にランキング形式でご紹介します。 なお、執筆者はフィールドでのスタッフ経験者かつ、電動ガンは性能のみを追い求めて10年以上弄っております。 箱出しの電動ガンに関しては相当数触っているので、相当マニアックなモデルでなければ網羅できていると思います。 ランキング外だから使えないというわけでは無いので、あくまでおすすめランキングです。 順位は変動するとおもいますので、順次更新していきます。 採点基準 採点基準は、飛距離(初速)精度、取り回し、レスポンス、使いやすさ、発射サイクル、価格帯、などなど総合的に考えて判断していきます。 なお、トレポンやDASは明らかに価格帯が異なるため、今回は除外します。(トレポン&DASファンの方すみません) また、カスタムに関してはあくまで、カスタマイズ性があるかどうかの判断で、カスタム済の評価ではありません。 よく、「飛距離最強のエアガンが欲しい」という話もありますが、基本的には飛距離=初速×ホップの回転数なので、初速でのみ評価します。※ホップに関してはほぼ同様の機構になるため ちなみに見た目は完全主観になるため評価対象外とします。 電動ガンの性能って何で決まるの? そもそもの話ですが、現在流通している電動ガンの構造はほぼ同じです。 こんな感じ↓                 ギアを回してピストンを引き、空気を圧縮して発射する…という構造になっています。 そのため、大きく差があるか…というとそこまで大きな差はありません。 では、何で差が出るのか…というと、下記になるかと思います。 ・初速の速さ→飛距離に影響 ・各パーツの剛性や精度→命中精度に影響 ・内部パーツの構成やギヤ関係→連射速度に影響 ・トリガーのスイッチ部分→引いてからの反応速度(レスポンス)に影響 ・軽さ、短さ→使いやすさや取り回しに影響 こんな感じで、差が出てきます。 格安の中華製品などを買ってしまうと、各パーツの精度が悪く、総合的に性能が低下してしまうというわけです。 最近は良いものも増えてきましたが… ポジションやスタイルで評価が変わる? 電動ガンに限らず、エアガンには初速制限が法律で定められているため、超後方からの狙撃は難しいです。 精々、有効射程はどんなに頑張っても50m前後で、それ以上は使いにくくなります(真上に吹き上がります) そのため、結局前に出て戦うことになりますので、ポジションやスタイルに関していうのであれば、軽さや取り回しを重要視するかしないか、後は連射速度やレスポンスを重要視するかどうかの判断になります。あとは使うフィールドによりけりでしょうか。 この辺りはフラットに見て評価し、補足としても追記していこうと思います。 では前段はこのくらいにして、さっそくランキングを発表します。 ランキング外のおすすめ電動ガンもまとめておきますので、上位モデルなんて持ってるという方はそちらもご参考ください。 第1位 東京マルイ次世代電動ガン MP5シリーズ 東京マルイの最新作であり、Twitterでもダントツの人気の電動ガンです。 上級者に聞けば最強電動ガンとして必ず話に上がってくるかと思います。 その最強たる所以は国産メーカー最新作の圧倒的な精度と、東京マルイ初の電子トリガーMシステムです。 価格帯は多少高いですが、非の打ち所がない電動ガンです。 初速も高めであり、アウトドアのサバゲーでは間違いなく最強の1丁です。 しいて悪いところをあげるのであれば、多少重いところでしょうか。 ちなみにカスタムはほとんど必要ないくらいに完成されています。 評価対象外ですが、見た目のクオリティも抜群で、所有欲を満たしてくれます もちろん私も持っていたりします。 現状のモデルアップとしては、サイレンサー搭載のSDモデルとコンパクトなA5の2種類です。 こちらはほぼ内部は一緒なのでお好きな形を選ぶとよいかと思います。    

【2023年版】最強電動ガンランキングトップ7【初心者~上級者までおすすめ】2023-04-24T03:41:31+09:00

電動ガンおすすめモーター徹底比較【2023年最新版】レスポンスアップからDSG用まで網羅

電動ガンのカスタムにおいて、モーターの交換は費用対効果が優れているといえます。 交換しただけで大きく動作がかわるのはモーター交換の醍醐味です。 しかし、電動ガン用のモーターはかなり多く流通しておりますのでどれを選んでいいのかわからないと思います。 ですので、インドア大会の優勝機の作成も数多く行ってきた私が、普段使っているモーターを中心にご紹介しようと思います。 参考に今までのカスタム動画を貼っておきます。 一番初めの銃は某インドア大会で優勝してます。 https://www.youtube.com/watch?v=TXB8ngLZNeQ   モーター交換の注意事項 「電動ガンをカスタムする際にモーター交換はメカボックスを分解せずに行えて簡単だ」 こんな売り文句を見かけることもあるかと思いますが、それは大きな間違いです。 電動ガンの分解は、以下のようなリスクのあるカスタムになります。 ・モーターのシャフト及びピニオンギアが配線に引っ掛かり分解不能になる ・想定以上のスピードが出てしまい、クラッシュの原因になる ・クラッシュした際に、想定以上のトルクで被害が拡大する ・上記のすべてが発生する このように、モーター交換は上級者向けのカスタムになります。 そもそも、モーター交換の際には基本的にはピニオンギアを交換する必要があり、それを行わないとギアノイズやギアのクラッシュに繋がり、むしろ逆効果になります。基本的にはベベルギアとモーターは揃えて使うべきです。 ですので、モーターを社外製品に取り付ける際はピニオンリムーバーの購入が必須です。 海外製品だと、メーカーを合わせても使えないなんてこともあるので、持っておくとよいでしょう。 ※ピニオンリムーバーは安物を買うと軸がもげますのでご注意ください。 電動ガン用モーターの種類について 電動ガン用モーターに関しては、ハイスピードモーターやハイトルクモーターの2種類があるとされているものの、正直なところメーカー基準で設定されているので、ハイトルクと書いてあるのにスピードよりだったり、その逆だったりとあまり信用できるものではありません。 チェックすべきポイントは、使われている磁石の特性でしょうか。 基本的に、安価なフェライトが使われているモーターは値段が安く、どちらかというとスピードよりで無負荷のサイクルが高めで、高電圧に弱いです。レアアースであるネオジムやサマリウムコバルトは高価ではありますが、高電圧にも強い傾向にあります。もちろんそこだけでは判断できない例外的なモーターもあります。 また、最近では一般的なブラシモーターではなく、ブラシの存在しないブラシレスモーターも登場しました。 つまるところ、理想のサイクルやレスポンスに合わせた適切なモーターを選択しなければいけないので、同じようなセッティングの情報を探すのが手っ取り早いです。 こちらの記事でももちろん紹介しますが、TwitterやAmazonのレビューに情報を載せてくださっているケースがほとんどなので、そちらを参考にしながら選ぶとよいかと思います。 【中級者向け電動ガンモーター】 まずはスピードを上げすぎず、性能アップを図りたいときにおすすめのモーターを紹介します。 ピニオンさえ交換できれば基本的なセッティングのエアガンには搭載可能で、バランス変更をしなくても使えるであろうモーターです。 とはいえ、前述の通りポン付でモーター交換は危険なので、カスタム初心者にモーター交換は推奨しません。 どうしても交換してみたいのであれば、カスタムショップさんと相談しながら依頼するのをおすすめします。 東京マルイEG1000 天下の国内産優良モーターの代表格です。 程よいスピードとトルクで中華製品が国内産レベルになります。 ピニオンギアが柔らかいので、海外製品に使う際は交換が必要です。 3,000円程度なのでコスパも良いです。 ちなみに、EG700の後継機にあたりますが、EG700も良いモータですので、 わざわざ新品から交換する必要はないかと。 東京マルイサマリウムコバルトモーター 高トルクでサイクルは控えめなかなり使いやすいモーターです。 消耗も気にしないのであればぶっちゃけDSGカスタムでも使えます。 しかし、値段が高いので交換の際の優先度はあまり高くありません。 東京マルイ製品をワンランク上にあげたい際には一考の余地ありです。 ※東京マルイハイサイクルモデルに搭載するとサイクルは3~4程度落ちます。 SPARKイナズマモーター SPARK(AIRSOFT97のオリジナルブランド)製のモーターです。 EG1000からスピード、トルクともに底上げしたようなスペックです。 ピニオンギアがいろんなメーカーを研究して作られているので交換不要…とのことですが、 メーカーによってはひどい製品差もあるのでケースバイケースですね。 バランスの取れたいいモーターではありますので、EG1000と比較する形になるかと思います。 リポバッテリー前提であればこちらがいいと思います。 G&Gイフリート25Kモーター 最近爆発的に増えたG&G製品の中でも、安価なエントリーモデルをランクアップさせるのに使えるモーターです。

電動ガンおすすめモーター徹底比較【2023年最新版】レスポンスアップからDSG用まで網羅2023-04-25T11:15:07+09:00

【2022年版】G&G製 エアガン/電動ガン おすすめ一覧【性能/コスパ重視】

最初に買っても後悔しない「G&G製」電動ガン まず初めに買うべきエアガンの候補としてあげられるメーカーとして、「G&G製」「東京マルイ製」この二つは外せません。 エアガンってまず最初は何を買えばいいの?…というお悩みに、エアガンカスタム歴10年でなんだかんだフィールドスタッフや、フィールドの銃のメンテから、競技サバゲーのトッププレイヤーのチューニングまで実はやってたりする私の個人的なおすすめをご紹介します。お店の回しものじゃないので好き放題いえるわりに経歴はそこそこあるのがポイントです。(笑) 大前提ですが、見た目の気に入ったエアガンで遊ぶのがベストだとは思います。 しかし、やはりせっかく安くない金額を使うのであれば、性能も重視したいところだと思います。 今回は、コスパも良く、流通が安定している「G&G製」のエアガンの中からおすすめを紹介していきたいと思います。 「G&G製」電動ガンの特長 まず、G&G製品の特長は以下の3つです。 ①安価なモデルが多い ②電子トリガー標準搭載モデルが豊富 ③カスタムベースにもできる まずは値段が東京マルイより比較的安価なのは評価すべきポイントだと思います。 もちろん、モデル次第ではありますが… 架空のモデルが多く、リアル感のあるモデルは少ないですが、その分安くてサバイバルゲームと言えます。 樹脂を多用しているモデルが多く重量もかなり軽いものが多く、だいたい2キロ前後で、1日持って遊んでも疲れません。 樹脂と言っても、それなりに丈夫なので、よほど乱暴に扱わなければま問題ないでしょう。 電子トリガー標準搭載なのもポイントが高いです。 電子トリガーとは、発射のオンオフを電子的にコントロールする回路です。 機械式のスイッチだと、どうしても作動が安定しきらない部分がありますので、最近では電子トリガーの方が主流ですが、機械式から載せ替えるとそれだけで10,000円~30,000前後別途費用が掛かってしまいます。 作動が安定しないケースとして多いのは、単発(セミオート)で発射した際にトリガーがロックしてしまうセミロックという現象です。 単発で撃つルールの多いフィールド(インドアやCQB)などだとやや機械式は不利になる傾向があります。 エアガンのカスタムを考えているのであれば、「G&G製」の電動ガンはベースとして優秀です。 私の普段使っているエアガンや、競技系のサバゲーマーもベースはG&G製が大半です。 後々、カスタムを検討しているのであれば、選択肢として優秀です。 おすすめ「G&G製」電動ガン 前置きが長くなってしまいましたが、おすすめに行きたいと思います。 今回は見た目とか抜きで性能やコストパフォーマンス重視で考えていきたいと思います。 無難でトータルバランスを考えるなら「CM16SRS」 【メリット】 ・電子トリガー搭載 ・安価(30,000円程度) ・カスタムベースにピッタリ ・軽い(2㎏程度) ・純正で多段マガジン(300発装填可能) 【デメリット】 ・他の人と被りやすい ・グリップが大きい(握りにくい) ・リアル感はない 個人的に1番のおすすめはこの「CM16SRS」です。 値段も安く手頃かつ、電子トリガー標準搭載でしかも軽量かつ取り回しも良い上に、カスタムベースとしても優秀と、抜群のパフォーマンスです。初速は85前後(個体による)と、東京マルイの次世代などと比べるとやや見劣りはしますが、インドアフィールドなどは初速の制限が90以下な場合もあるので、むしろちょうどいい範囲ともいえます。 命中精度も平均的ではありますが、まったく当たらないというわけではありませんし、5,000円程度のカスタムで化けたりします。 デメリットとしては、人気機種な為、被りやすいことと、グリップがやや握りにくいということでしょうか。 グリップに関しては同じメーカーのものに交換するという手段で解決可能です。 ※グリップ交換はメーカーが違うと難易度が跳ね上がります。 同社製上位機種に搭載されている強化モーターに交換したりすると、初弾の発射スピードや、発射サイクルの向上も可能です。 これは「G&G製」の電動ガン全般に言えますが… ※モーターの交換は内部カスタムのわかっている人じゃないとトラブルの要因になります。プロに頼みましょう。   見た目より実用性なら「SSG-1」   【メリット】 ・電子トリガー搭載 ・角度可変ストック搭載 ・カスタムベースにピッタリ ・軽い(2㎏程度)

【2022年版】G&G製 エアガン/電動ガン おすすめ一覧【性能/コスパ重視】2022-05-05T02:01:38+09:00

DSGカスタムの弾道が安定しない場合の対処法について【ノズル位置】

DSGカスタムで弾道が安定しない場合、ノズルの待機位置に問題がある可能性があります。 基本的にはノズルの待機位置は前進させるか後退させるかのどちらかで安定させる必要があります。 最後退位置での保持 最前進位置での保持 弾を毎回同じ位置とタイミングで保持、発射させる事ができないと、ノズルによるBB弾の叩き込みスピードの早いDSGカスタムの電動ガンは大きな影響を受けてしまうわけです。 軽いケースだと初速が不安定になったり、重症だと二重給弾などの給弾不良になります。 解決策としては、ノズルの待機位置を安定させることなのですが、ノズルのコントロールをするのはタペットプレートなため、タペットプレートの形状を修正する必要があります。 本来はセクターギアのタペットピンの動きにあわせてタペットプレートを削る必要があります。これは想定されるギアの停止位置を把握しておく必要があるため、電子トリガーなどでギアの位置を制御する必要があります。 1番簡単なのは、SHSなどのタペットプレートが付属しているDSGをそのまま使うことでしょうか。ある程度安定した動作になります。※プリコックなどをかけ過ぎると不安定になることがあります。 少なくとも、実際に組み込むメカボックスで、ギアを回しながらタペットプレート動き方を見ていく必要があります。 想定されるギア停止位置でノズルが最後退 少々面倒ですが、これを適切に行うことにより、ノズルの待機位置が安定され、弾道が安定します。 タペットプレートの調整は他にも、給弾タイミングの調整や閉鎖スピードの調整もありますので、DSGカスタムの中でも最難関かもしれませんが、避けれない道ですので、是非挑戦してみてください。

DSGカスタムの弾道が安定しない場合の対処法について【ノズル位置】2022-05-02T07:25:22+09:00

電動ガンの音の発生要因と消音(静音)カスタムについて【レシピ付き】※2023年2月追記

電動ガンの消音(静音)カスタムについてまとめます。 電動ガンでの消音カスタムは限界があり、耐久性や初速の安定性、サイクルやレスポンスなど、失うパラメーターが多いので、あくまで参考程度に留めておいてください。 本格的な消音であれば、コストの面も考え、電磁弁やガスセミオート系(ソーコムMK23やコクサイ)に軍配が上がります。 また、連発できなくても問題ないのであれば、ボルトアクション系が、コストの面でも優れているかと思います。 また、そもそも基本のギアノイズ低減やエア量の調整などができなていないと効果は薄く、電動ガンの消音(静音)化はかなり難易度が高いと言わざるを得ません。 また、機種によってできることとできないことがありますので、特にメカボックスとレシーバーに隙間が無い機種(M4系等)はかなり難易度が高いです。 まあ、とはいえ静かな電動ガンを使いたいという気持ちもわかりますし、それなりに私も消音(静音)カスタムは長いことやっているので、いままでの経験の中から有効な手立てを書いていきたいと思います。 電動ガンの消音(静音)は苦行です はっきり言いますが、小手先の対策なんかは電動ガン弄る人の大半はやっています。 これで差別化するのはかなり困難です。 誰でも簡単にどんな電動ガンも静かにできるなんて甘い話はありませんのでご注意ください。 簡単にコスパ良く静かな電動ガンが欲しい! 前述したとおり、電動ガンを静かにするカスタムは苦行です。 しかし、元から静かな電動ガンを買えばいいだけの話なんですね。 「東京マルイ次世代リコイル抜きサプレッサー付き」 これが最強にバランスの取れた消音(静音)電動ガンです。 次世代を持っている方も多いと思いますので、ぜひ試してみてください。 これに電子トリガーを搭載すればもはや最強です。 元から電子トリガーを搭載していて大きなサプレッサーがついている、次世代のMP5SD6はリコイルを抜くだけの簡単なお仕事ですね。コスパ抜群です。 私の精密射撃競技用電動ガンは次世代MP5です。 精度と消音性を兼ね備えつつ、それなりのレスポンスでセミオートが撃てます。 正直、これ以上となるとかなり難しいです。 苦難の道をを行きたい方は読み進めてください。 最後にレシピも載せてます。 電動ガンの音の鳴る原因 電動ガンにおいて、音のなる原因は大きく3つ ①ギアノイズ等の駆動音 ②ピストンの打撃音 ③エアの破裂音 上記が考えられます。 この3つの音に関する特徴と、それぞれの対策を考えていきたいと思います。 前述したボルトアクション系には、ギアノイズ等の駆動音がなく、電磁弁やガスセミオート類には、僅かな駆動音とエアの破裂音が無いため、消音には電動ガンは向かないと言わざるを得ません。 しかし、主流な電動ガンで何とかしたいのであれば、下記をご覧ください。苦難の道です。 消音は、電動ガンの中で一番情報もなく難しいジャンルです。マジです。 何なら捨ててもいいパラメーターですらあるので、ギアノイズを低減する程度にしてみてもいいと思います。 特に、打撃音に関してはどうしてもピストンヘッド周りを対策する必要があるので、耐久性との闘いになります。 消音(静音)カスタムの結論 長いこと電動ガンをどうにか静かにしようと研究したり情報交換していましたが、結局のところ2つの結論に行きつきました。 電磁弁カスタムを使う 作動方式が違うので当たり前なのですが、電動ガンではどうあがいても勝てません。 しいて言うのであれば、電磁弁にはノズルを動かしたりする最低駆動圧の問題があるので、そこだけ勝てない気もしなくもありません。 しかし、それで勝てたとしてもギアノイズやピストンの打撃音はありますので、勝てるはずもなく… 作動を効率化し、負荷を減らす 結局、静かな電動ガンは効率よく組まれている電動ガンなんですよね。 無理に効率が落ちる特殊パーツを組み込んでいるよりも、効率重視でバランスの取れた電動ガンの方が静かなんです。 東京マルイの電動ガンにサプレッサーを付けて撃つとかなり静かなんですよ… 次世代リコイルオミットサプレッサー付きが最強って話ですね。   電動ガンのギアノイズ等の駆動音とその対策 電動ガンには様々な駆動部品があり、これがノイズの原因となります。 この対策を個別にとる必要があるのですが、サバゲーで使う交戦距離で考えると、エアの破裂音の方が大きく、聞こえやすいことが多いです。例を出すのであれば、次世代電動ガンなどのブローバック音が、30m先から聞こえるより、発砲時の「パン」という音の方が耳に届きやすいのではないでしょうか。 集音機で測定した際も、銃口付近の方が音が大きいことがわかるかと思います。 そのため、どこまでやるのか…という問題になるのですが、二通りの方法と、裏技を掲載します。 【DSGカスタムで作動音を短くする】 まず1つめは、作動音を短くし、聞き取り辛くする方法です。

電動ガンの音の発生要因と消音(静音)カスタムについて【レシピ付き】※2023年2月追記2023-02-03T13:37:05+09:00

【失敗談】NGエアガンカスタムレシピ

今まで失敗してきたレシピを公開します。 これで必ず失敗するというわけでは無く、あくまで私の経験談になります。 失敗した原因になる構成を中心に記載します。 【ガチ流速VSRカスタム】 ベース:VSR インナーバレル:10㎝ スプリング:200% 失敗理由: ・目的であった、飛距離の向上などは全くなし ・シアが即破損 ・ホップで初速が大幅に変化(重量弾でも合わない) ・とてもうるさい 【DSGハイサイクル】 ベース:ARES 電動M4 シリンダーヘッド:メタルシリンダーヘッド スプリング:M130 失敗理由: メカボ破損 シリンダーヘッドがメタルの場合、メカボックスへの負荷が高く、DSGなどではメカボックスが割れてしまう危険性がある。 【ブラシレスモーター+ハイスピードギア】 ベース:M4 ギア:13:1シングルセクター 失敗理由: 給弾不良 初速が不安定に(おそらくタペットプレートの調整が必要) モーターに高負荷 ブラシレスモーターは高負荷で回すと熱を持ってしまい、故障の原因になります ピスクラ ピストンスピードが確保できないとピスクラします。 セクターカットは必要か 【プリコックFCU×ヘリカルギア】 ベース:M4 FCU:陽炎シリーズ ギア:ヘリカルベベル×DSG 失敗理由(失敗でもないんですが) プリコック後に、ラッチが安定せず、プリコック位置が不安定に   今後も追記します

【失敗談】NGエアガンカスタムレシピ2021-11-13T15:45:19+09:00

ホップパッキン研究① パッキンの形状別の特徴について

エアガンのカスタムにおいて、比較的簡単に組み替えられて低コストな、ホップパッキンについて、形状別に特徴や向き不向きを考えていきたい思います。 前提として、最新の東京マルイ製品で0.25gの弾を使用する場合には、それ以上の結果を出すことがかなり難しく、ぶっちゃけ変えなくてもサバゲーで使う分には十分であると、先に結論を書かせていただきます。 具体的には30mの的に10発撃って10㎝~20㎝には製品誤差はあるものの集弾しており、ゲームで使う分には十分過ぎるポテンシャルがあります。 しかし、なんとなく変えてみたくなるのがパッキンです。 先に書いてしまうと、私はマルイ形状のパッキンを愛用しており、使う季節の気温や、使う弾、チャンバーの形状などに合わせてメーカーを変更している程度です。 散々弄り回した結果、電動ガンに関しては、マルイ形状でなんの問題も無いという結論に達しました。 前段で結論を述べていしまいましたが、パッキンの形状について考察していきたいと思います。 マルイ形状ホップ 基本的に、メーカー箱だしの状態で組み込まれているのが、この形状のパッキン。 特にこだわらないのであれば、この形状のものを使用するのが無難。 ホップのかかりも安定しており、ホップの調整が細かくできるのがポイント。 この形状でピーキーになってしまうのは以下の二点が考えられる。 ①パッキン以外に問題がある(ノズル長があっていない、ノズル動作が不安定、機密が取れていない) ②パッキンの硬度が硬すぎる(70~) 上記の通り、こちらのパッキンを使えば基本的には問題が起きにくい。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00L42QVWE/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B00L42QVWE&linkId=e1490a2dd7d9696690eb1c7f73778196 長掛けホップ(フラット) カスタムするとなると、長掛け形状を選択されやすい。 理由は以下の3点ではないだろうか ①ホップのかかりが良い ②ホップをかけたときの初速低下が少ない ③ノズル長をごまかせる ①と②はほぼ同じ理由で、箱出しの状態で重量弾を使う場合は、抜弾時の抵抗により、初速が低下することがある。 そのため、強いホップと高初速を両立することができなくなってしまう。 上記の対策として、長掛けで強ホップ時に初速が低下しないように、浅く長くホップをかけられる形状が採用されていたりする。 主に、突起の無いフラットの形状のパッキンを使用し、押しゴムで長掛けにされるのが一般的である。 ここまでを読むと、良いものな気もするが、デメリットもある。 ①ホップの調整がシビア ②電動ガンのようにノズルが激しく動く場合はかかりが安定しない(もしくは押し出しを強くして無理やり押さえつける必要がある) 総じて、重量弾向けのセッティングであるといえる。 また、インナーバレルやチャンバー側を削る必要も出てくるため、組み込みも難しい。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B088T7DYD2/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B088T7DYD2&linkId=4c4311f9d0fefb8568af885daa3fed48 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00BGVBY34/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B00BGVBY34&linkId=ea8931041a6a253261982c06e12fd87a https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074M8ZGMQ/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B074M8ZGMQ&linkId=9954476454cfaa10c31125ba179e112b https://www.amazon.co.jp/gp/product/B009BHNKPK/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B009BHNKPK&linkId=86e6d5370f8b9cdaea20a49f70e6dbd0 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074M8J77K/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B074M8J77K&linkId=a66a14fb672de51c001ab106d1eeaffd 二股形状ホップ BB弾のセンタリングを意図として、精度向上を狙ったパッキン。 変えるだけで効果があるように見えるが、これが非常に組むのが難しい。 難しい理由は以下二点 ①二点を綺麗に出すのが難しい ②ホップを浅くかけるとセンタリングの意味が薄い という問題点があげられる。 また、どうしてもエアガンや使い方の癖で、使用していると片側が削れてしまう。 テストで効果が出ているという報告も見るが、組み立てで決まった状態のみのものも多いことからも、総じて、扱いが難しい形状であるといえる。(再現性が低い) パッキンが二股になっているタイプと、押しゴムで二股にしているタイプがあるが、後者の方が耐久性もあることで組みやすい(VSRや一部の電動ハンドガン、ソーコムMK23などがこの形状である。前者は一部のG&Gなどに採用されている。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004RMJ23I/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B004RMJ23I&linkId=a39e1c250c7562d0f566b93998cfa344 二股×長掛けホップ 二股パッキンと長掛けパッキンのいいところを取ろうとしたホップ形状。 しかし、両者の使いにくさも継承してしまっていることから、重量弾を使用し、突起をしっかり押す必要がある。 デメリットを継承しているため、電動ガンに組み込むのは難しい。 使うのであればボルトアクションなどで、しっかりとノズルをコントロールできるエアガンに向いているだろう。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B096LC24FP/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B096LC24FP&linkId=e2601f8f9ea3293ad7ac97b996252a0d https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09G6XBFKM/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=pasta0c6-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B09G6XBFKM&linkId=8b672b320a4b3a17716a35bb574eeaf1

ホップパッキン研究① パッキンの形状別の特徴について2021-11-13T15:48:17+09:00

飛距離カスタムまとめ

エアガンの飛距離を向上するためのカスタムについてまとめました。 とはいえ、現実的なことしか書いていないので、魔法のようなものはありません。 まず、飛距離に関しての限界は、カラス海岸様の弾道計算を参考にしております。 弾道計算リンク この計算の枠を飛び越えるようなことは、物理的にできないことは、数々の有志の方により証明されています。 エアガンの飛距離カスタム限界点 上記の弾道計算を参考にすると、水平飛距離の限界がわかります。 ※上記でも、少し浮き上がっており、完全に水平ではありません。 水平の定義を上下の浮き上がりを0とすると、完全に水平に飛ばせる限界はせいぜい15m~20m程度なことがわかるかと思います。 では、50mや60m飛ぶという話はどこから出てくるのでしょうか? それは、多少なりとも弾が浮き上がることで、人間の目では水平に見えるような弾道で飛んでいるのです。 上記のような飛び方をしているわけで、極端に言えば、浮き上がりを無視するのであれば、思いのほか遠くに飛ばせることになります。 このように、浮き上がりを無視した場合は70mや80mに弾を到達させることは可能ですが、 サバイバルゲームで使う上での有効な弾道ではなくなってしまいます。 では、実践的に使う上で、どのようにすれば良いのか考えていきたいと思います。 実践的なエアガンの飛距離の伸ばし方 では、実際にエアガンの飛距離を伸ばすにはどのようにすればよいのでしょうか。 結論としては、なるべく浮き上がりを抑え、適切なホップの回転量の時に、適切な初速を出すことが求められます。 簡単に説明します。 浮き上がりについては、簡単で、重量弾を使うことでこれを抑えることができます。 同じ50mでゼロインした際でも、0.2gの弾より、0.45gの弾の方が、浮き上がりが緩やかなことがわかるかと思います。 つまり、重量弾を使うことで、浮き上がりを抑えたまま、飛距離を向上させることが可能ということです。 次に、適切なホップで適切な初速お出すということについてです。 先ほどから上げているデータはすべて、カラス海岸様のデータを用いた理想値になります。 そのため、実際にエアガンを組んだ際には、狙った回転をホップでかけたときに、狙った初速にはなりません。 その点を修正する必要があります。 結論としては、重量弾に合わせたセッティングが、飛距離カスタムそのものと言っても良いのではないでしょうか。 飛距離カスタム=重量弾の最適化について では、実際にどのようにすれば重量弾を使用した際に、適切にホップと初速を両立できるのでしょうか。 これについては、様々な方法論があります。 ショップなどで多く行われている飛距離カスタムについても、概ね何らかの方法で、重量弾に適正化されています。 以下、簡単にその方法をご紹介いたします。 ①いわゆる長掛けのホップパッキンを使用し、ホップをかけたときの抵抗による初速の低下を抑える この方法はメカボックスにアクセスすることなく、重量弾を使用できるため多くの人が採用しているのではないでしょうか。 しかし、デメリットもあり、ホップ調整はシビアになり、軽量弾は使いにくくなり、電動ガンにおいては精度が低下する可能性もあります。これは、電動ガンに関してはノズルの動きが激しく、決まった位置に安定して給弾することが難しく、温度の影響など環境の影響を強く受けてしまうためです。特に、ノズルの保持位置を安定させるのは構造上難しいため、詰めていくと非効率になる可能性もあります。 ②ホップを強くすればするほど初速が上がるよなセッティングをする(流速カスタム) 俗に言う流速カスタムというものですが、ホップを強くかければかけるほど初速が上がるようなセッティングにすることで、重量弾に対応させるというのが本質的なものだと思います。 様々な流速カスタム理論が展開されていますが、個人的には大げさなことをする必要はないかと思っています。 流速カスタムについて 先ほど提示した流速カスタムですが、以下の方法が一般的とされているかと思います。 ①ピストンを重くする ②シリンダー容量を大きくする ③インナーバレルを極端に短くするか、ルーズバレルを使用する 上記のような方法があげられているかと思います。 先に断っておきますが、流速カスタムに魔法のような効果は一切ありません。 例えば… 空気の幕がBB弾を包み込み空気抵抗を下げる ⇒エアガンで撃ち出された空気が持続するのは精々数センチな為、そのような効果はなし。 ※エアガンのシリンダーに色付きのガスを入れる実験で証明済(まあ普通に考えてありえないですが) 話は戻りまして、前述した方法ですが、極度にやりすぎてしまうと逆効果で、むしろ狙ったホップで初速を出すことが非常に困難になります。 また、エアガンにかかる負荷も上がり、故障の原因になります。 そのため、基準を決めてなるべく負荷を抑えての調節が必要になります。 具体的に言うと、ホップをかけてもあまり初速が変わらないセッティングにすればよいのです。 簡単楽ちん飛距離カスタム

飛距離カスタムまとめ2021-11-13T15:30:16+09:00