※今回は雑談です。
なぜエアガンについてのオカルトがここまで広まり、正しい情報が広まらないのか。
これについて考えていこうと思います。
まあ考えてみたところであくまで主観なので、面白半分で読んでください。
エアガンカスタムのオカルトが広まるのはなぜ?
そもそも、何がオカルトで何が正しいのか。
この判別がつかないからオカルトが広まってる…というのが結論なのですが、エアガンカスタムには様々なオカルトがあります。
飛距離オカルト
レスポンスオカルト
DSGの妄信
などなど、非常に多くのオカルトがはびこっています。
そもそも、エアガンの性能を極限にしたからって、サバゲーで無双できるのか…っていうとそうでもないんですよね。
カスタムガンが強いんじゃなくて、強い人がエアガンにも拘ってカスタムしているっていうのが大半だと思います。
そりゃそうですよね(笑)
箱出し中華の上級者と、バチバチのカスタムガンを使う初心者、勝つのはどちらか明白ですね。
そもそもエアガンカスタムなんてほとんど自己満足なんですから。
エアガンが強いからずるいって意見が一番オカルト要素が強い…と言いますか、きつい言葉を使えば…
お前、サバゲーエアプだろ?
ってなりますね。
情報が広まっていればオカルトは広まらない?
そんな、ニッチな分野のニッチな項目である、エアガンカスタムですが、有益な情報がネットで手に入りにくいんですよね…
私のサイトにたどり着く人だって、初心者ではなく私の同類ばかりですからね(笑)
特に、飛距離のカスタムなんて、有志での研究で、弾速や弾の重量を入力すると計算できてしまうくらいには数値化されているので、もはや議論の余地すらありません。
カラス海岸様の弾道計算ソフト
先日あげた、電動ガンのレスポンスに関する記事でも述べましたが、電動ガンのレスポンスも電子トリガーの計測などでほぼ数値化されています。これもほとんど議論する余地が無いんですよね…
静穏化、消音化なども同じく明白に数値化されてますね。
精度を上げるカスタムについては、電子ターゲットを利用して数値化できるのに…
まあ、遊びなんで仕方がないのですが、そもそもほとんどまともに計測されていないし、有志で手のかかった計測や実測値をまとめたデータは、なぜか人気が無くてあまり広まらないんですね。
お役立ちリンクはこちら
まあ、あまり大きな声では言えませんが、都合の悪い人がきっといるのでしょうね(暗黒微笑)
意味のない計測と実射テスト
まず初めに矛盾したことを言いますが、エアガンはあくまで人の使う道具ですが、人間の目や耳などの感覚はびっくりするほどいい加減なので、実際に目で見て判断する…みたいなことはほとんど無意味です。
よくある話ですが、エアガンの弾道は目線や見方、光学機器で大きく異なります。
そのため、フラット弾道とかいう売り文句は全く意味がないんですよね(笑)
本当のフラット弾道は20m前後が現在の規制下だと限界です。
詳細は→飛距離カスタムまとめ
飛距離60mオーバー?射角つけるかホップ強くすれば楽勝です。
しかしまあ、これすっごく飛ぶんですよ~ロングレンジカスタムしてて~ってホップの強いエアガンを渡されて撃つと、そんな気がしてしまうのかもしれません。
まあ、我々ヲタクに渡すと、銃身と目線を平行にして弾の弾道を観測するので全く意味はないですが。
ほんとはそうやってホップ調整するのが有効射程を最大にする正しいやり方なんですけどね…
オカルトを信じてしまうそれらしい売り文句
飛距離を伸ばすために、インナーバレル内の摩擦抵抗を減らし、内径を広げフローティングさせ、空気の膜をBB弾にまとわせることで、空気抵抗を減らします。さらにボアアップシリンダーでエアの量を増やしてその効果を最大限まで高めます!
…なんて売り文句を見ると、なんだか飛びそう!って思いますよね。
こういう売り文句を真に受けるところから、オカルト信仰は始まります。
わかっている人が見ると突っ込みどころ満載なのですが、知らない分野だとそうはいきません。
シム調整でギアの抵抗を減らし、電子トリガーを搭載しピストンを後退させ、初弾の発射スピードを高めます。さらにハイトルクモーターを搭載しその効果を最大限アップ!
上記はまあその通りになるのですが、知識がないとどっちが本当か区別がつかないですよね…
情報を精査する力が無いと、この分野に限らず簡単に騙されてしまう怖い世の中です。
パーツの神格化と手段と目的の逆転
よくあるのが、飛距離が上がる魔法のパッキンですね。
チャンバーパッキンはそもそも飛距離を決めるパーツではないんですが、飛距離アップという売り文句に騙されてしまうことが良くあると思います。
チャンバーパッキンはホップの回転数には関係あるのですが、他の要素だけ端折ってしまうとこうなるんですね。
BB弾の回転数があがれば、飛距離が伸びると思っているのかわからないですが、ホップを強くかけるのと大差ありません。
初速を維持しながら強回転をかけるなんて言うのも、割と簡単にできます。
そもそも、ちゃんと組んでいれば、使う弾の適正ホップに合わせて最高初速が出るように調整しますしね…
エアガンを弄る側からすると、正直興味の薄いパーツがチャンバーパッキンだったりします。
マルイパッキンでよくね?
と、なるわけです。
あとはDSGの神格化も良くありますね。
DSGを入れればレスポンスが上がる~みたいなのも、かなり工程を短縮していますね。
まあ両方嘘でも本当でもないのですが、需要なのはパーツを神格化しないことです。
あくまで手段の一つであり、そのパーツを入れることが目的になってしまってはいけませんよね。
まとめ
今回はエアガンカスタムのオカルトについて考えてみました。
とはいっても、Twitterのネタ…くらいの感覚です。
まあ趣味なんで好きにやればいいんですが、そもそも物理的に考えて無理だろwwwっていう目線を常に持っていきたいですね…
ちなみに僕は化粧品でよく騙されます。彼女にそれ意味ないからって言われるまで気づかなかったり…
知識が無いのはだめですね…(笑)