電動ガンおすすめモーター比較【2025年最新※ブラシレス追記】レスポンス向上/DSG用
※2025年1月に加筆修正 電動ガンのカスタムにおいて、モーターの交換は費用対効果が優れているといえます。交換しただけで大きく動作がかわるのはモーター交換の醍醐味です。 しかし、電動ガン用のモーターはかなり多く流通しておりますのでどれを選んでいいのかわからないと思います。 ですので、インドア大会の優勝機の作成も数多く行ってきた私が、普段使っているモーターを中心にご紹介しようと思います。 2024年にブラシレスモーターの新製品が複数発表されており、それも含めた内容に加筆修正しました。 参考に今までのカスタム動画を貼っておきます。 一番初めの銃は某インドア大会で優勝してます。 https://www.youtube.com/watch?v=TXB8ngLZNeQ モーター交換の注意事項 「電動ガンをカスタムする際にモーター交換はメカボックスを分解せずに行えて簡単だ」 こんな売り文句を見かけることもあるかと思いますが、それは大きな間違いです。 電動ガンの分解は、以下のようなリスクのあるカスタムになります。 ・モーターのシャフト及びピニオンギアが配線に引っ掛かり分解不能になる ・想定以上のスピードが出てしまい、クラッシュの原因になる ・クラッシュした際に、想定以上のトルクで被害が拡大する ・上記のすべてが発生する このように、モーター交換は上級者向けのカスタムになります。 そもそも、モーター交換の際には基本的にはピニオンギアを交換する必要があり、それを行わないとギアノイズやギアのクラッシュに繋がり、むしろ逆効果になります。基本的にはベベルギアとモーターは揃えて使うべきです。 ですので、モーターを社外製品に取り付ける際はピニオンリムーバーの購入が必須です。 海外製品だと、メーカーを合わせても使えないなんてこともあるので、持っておくとよいでしょう。 ※ピニオンリムーバーは安物を買うと軸がもげますのでご注意ください。 電動ガン用モーターの種類について 電動ガン用モーターに関しては、ハイスピードモーターやハイトルクモーターの2種類があるとされているものの、正直なところメーカー基準で設定されているので、ハイトルクと書いてあるのにスピードよりだったり、その逆だったりとあまり信用できるものではありません。 チェックすべきポイントは、使われている磁石の特性でしょうか。 基本的に、安価なフェライトが使われているモーターは値段が安く、どちらかというとスピードよりで無負荷のサイクルが高めで、高電圧に弱いです。レアアースであるネオジムやサマリウムコバルトは高価ではありますが、高電圧にも強い傾向にあります。もちろんそこだけでは判断できない例外的なモーターもあります。 つまるところ、理想のサイクルやレスポンスに合わせた適切なモーターを選択しなければいけないので、同じようなセッティングの情報を探すのが手っ取り早いです。 こちらの記事でももちろん紹介しますが、TwitterやAmazonのレビューに情報を載せてくださっているケースがほとんどなので、そちらを参考にしながら選ぶとよいかと思います。 【ブラシモーターとブラシレスモーター】 電動ガンのモーターは一般的にはブラシモーターが主流でした。 電動ガンにおいて重要なポイントだけを記載すると、 ブラシモーターとはコイルが巻いてあるローターと呼ばれるパーツが回転する構造になっています。 対してブラシレスモーターは中のマグネットが回転する構造になっています。 なのでブラシレスモーターは回転体が小さくねじれが少ないので、射撃時のねじれが少ないです。 また、放熱効率も良いとされておりますし、最近のモデルでは燃費が3~5倍良くなっています。 まとめると、ブラシレスモーターは以下の特長があります。 ・燃費が良いものが多い ・グリップのねじれが少ない ・値段がブラシレスモーターと比較するとやや高い 【中級者~超上級者まで、汎用モーター】 サイクル&トルクを可変にできるモーターが存在しており、 これは正直後述するモーターのほぼすべての性能を再現できてしまいます。 簡単に言えばすべての上位互換になりうるモーターということです。 さらに現状2つあるモーターはそれぞれ逆転防止ラッチを必要としない構造となっており、 ローコストで組みたい場合か決まった性能が欲しい場合以外はこれ一択だと思っています。 HTGベーシック MUGEN 無限 ブラシレスモーター 個人的に2025年現在で最強のモーターです。 お値段は20000円と高価ですが、それ以上のパフォーマンスなのでコスパもいいと思っています。 ・サイクル/トルク可変