「電動ガンってどういう仕組みで動いているの?」
トリガーを引くと弾が出る——その裏では、複数のパーツが1000分の1秒単位で連携して動いています。この記事では図解とテキストで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること:電動ガンの動力の流れ / ピストン・ノズル・ギアの役割 / BB弾が装填〜発射されるまでの流れ
まず全体の流れを把握しよう
電動ガンは「電気 → 回転 → 空気圧縮 → 発射」というシンプルな流れで動きます。まずこの大きな流れを押さえてください。
1回転の中で起きていること(4フェーズ)
セクターギアが1回転(360°)する間に、給弾・圧縮・発射・リセットの4つが順番に起きます。
セクターギアの歯がラックギアに噛み合い、ピストンを後ろ(右)へ引っ張ります。スプリングが縮み始めてエネルギーが溜まっていきます。
同時に、セクターギアの横にあるカムピンがタペットプレートを引き、ノズルが後退。チャンバーへの入口が開き、マガジンからBB弾が1発上がってきます。
カムピンがタペットプレートから離れると、タペットスプリングの力でノズルが一気に前進(左へ)します。
前進したノズルがBB弾を押し込み、チャンバー前部のホップパッキン(ゴム製パーツ)内の発射待機位置にセット。ノズルがパッキンに密着して気密状態が完成します。
この間もピストンはさらに後退を続けてスプリングが最大限に圧縮されていきます。
セクターギアの歯が「半分しかない」設計になっているため、歯が途切れた瞬間にピストンとの噛み合いが外れます(リリース)。
縮んでいたスプリングが一気に伸びてピストンを時速100km以上で前進させます。シリンダー内の空気が急激に圧縮され、ノズルを通ってBB弾を押し出します。
BB弾はバレル内で加速しながら射出されます。このとき、ホップパッキンの突起がBB弾に逆回転(バックスピン)を与え、飛距離と弾道の安定を実現しています。
ピストンが前進しきった状態でギアが回り続け、全パーツが初期位置(0°)に戻ります。これで1サイクル完了。
トリガーを引き続けていればすぐに次のサイクルが始まり、フルオートになります。
セクターギアが担う「3つの仕事」
セクターギアは電動ガンの心臓部。1回転の中で以下の3つを同時にこなしています。
主要パーツの役割一覧
よくある質問
電動ガンは「電気 → モーター → ギア → スプリング圧縮 → 空気圧縮 → 発射」という流れで動き、その全工程をセクターギア1回転の中でこなしています。各パーツの役割を理解すると、カスタムや整備の判断がぐっとしやすくなります。
各パーツのカスタム・選び方についてはこちらも参考にどうぞ。