たまには普通の記事を書こうかと思います。上級者向けかつ、あんまり参考にならない内容なのでご容赦ください。

消音カスタムの詳細記事はこちらをごらんください。

つい最近、ZEEKのさめたろう店長がUABで消音M14を使って優勝したので、今回は消音化の話題です。あれ、僕の開催してるエアガンいじり貸切で一緒に作ったんですよ!嬉しいですね!

本題ですが、最近は消音カスタムが最近の電動ガンのトレンドになっている気がします。

もうサバゲーで使うスペックで考えた時に、アドバンテージ出せるのって静音化くらいなんですよね…

飛距離、サイクル、命中精度、レスポンス、この辺りってもう限界が見えていて、やることが無い…

  • 飛距離 物理的に限界があります
  • 命中精度 箱だしの時点でサバゲーで使う分には申し分ない
  • サイクル そもそもベンチマーク的なもの
  • レスポンス 20ms以下だともう差がわからない

てなわけで、電動ガンを静かにしよう!という話になるわけです。

もちろん、パワーソースをガスとかにすれば、消音性能としては飛躍的に向上するのですが、使えない場所もありますし、電動ガンがなんだかんだ使い勝手がいいですからね。

消音カスタムの歴史とトレンド変化

電動ガンの消音カスタムの歴史は、実はかなり古くて、電磁弁が一般化する前は特に盛り上がってたと思います。

CLASSIC APPROACH

M14、P90、ステアーなどメカボに消音材を巻きつけられるモデルを使用。柔らかいギアに硬いグリスを塗ってゆっくり動かすイメージ。フルオート前提。

MODERN APPROACH

DSGを使って作動音を短くし、レスポンスと消音を両立させるカスタムが主流。セミオート戦が増えた現代向け。

どちらも理にかなっていますが、アプローチは真逆。フルオートをメインに考えるならば昔のアプローチが有効ですが、最近はセミオート戦が増えたのでDSGを使ったセッティングが多いです。

電動ガンのギアノイズは、ヘリカルギアやスパクラなど、最新のブレイクスルーパーツでかなり減らせるようになっています。残りの課題は、ピストンの打突音発射音です。

ピストンの打突音を減らす

ピストンの打突音ですが、これはピストンで空気を圧縮しているという仕組み上、必ずでてしまいます。そこで、シリンダーヘッドの緩衝材を工夫したり、エアブレーキなんかを使って減音するわけです。

緩衝材の素材

ハネナイト
定番素材
ソルボセイン
特殊タイプを愛用。通常品は劣化が早い
硬質フェルト
百均でも入手可。試す価値あり
ボロンスポンジ
まだ上がありそう
騒音計でテストしまくってますが、素材に関してはまだ上がありそうです。たのしいですね。
緩衝材の形状も、Oリングを仕込んで打突面積を減らすアプローチなんかもあって面白いです。

ピストン重量と初速効率のバランス

重要なのは、初速効率をあげることと、ピストン重量を下げることのバランスです。

インナーバレル200mm、内径6.03の初速効率理論値だと、ピストン重量は17gくらいになるのですが、これが1番静かになるかっていうとそうではないんですよね。ここが面白いポイントです。

更にニッチにいくなら、スプリング長の調整も必要です。バネの仕組み的には、ある程度プリロードさせておく方が効率がいいのですが、衝突時の威力低減を考えて、長さを調節してみると音は結構かわります。

発射音を減らす

発射音については、理論値はあるんですよね。適切なエア量にセッティングすることで、初速効率をあげつつ、破裂音を低減できます。これはもうマストですね。シリンダーの微調整が必要になります。

サプレッサーの話

忘れてはいけないサプレッサーの話題です。重要な要素はこの3つです。

出口内径
太さ
長さ

中身の吸音材も影響はありますが、出口内径や長さや太さの影響の方が大きいです。結構無視されがちなのが出口内径ですね。

勿論攻めすぎると弾と接触してしまうのですが、できる限りセンターを出して攻めたほうがいいです。太さでもかなり変わります。長けりゃいいってもんでもないんですよね。

逆に、長さや太さがとれないのであれば、内径を攻めればいいってわけですね!

消音カスタムの進め方

1
基礎的な組み方を丁寧に

変なギアノイズを出さないように組み上げること。これが大前提。ここができないと消音化は難しい。

2
エア量調整で発砲音を低減

シリンダーの微調整。適切なエア量にセッティングして初速効率と破裂音の両立を図る。

3
シリンダーヘッド緩衝材を変更

素材・形状を試行錯誤。騒音計でテストしながら最適解を探す地道な作業。

4
ピストン重量で打突音を調整

初速効率とのバランスを見ながら最適なピストン重量を探す。理論値が最適解とは限らない。

電動ガンの消音化は難しいわけなんですね。

おわりに

とはいえ、まだまだ先がある面白い要素なので、色々実験していきたいですね。

それでは今回はこの辺りにしておきたいと思います。ではでは〜