最初に買っても後悔しない「G&G製」電動ガン

台湾出張記~G&G訪問編~

まず初めに買うべきエアガンの候補としてあげられるメーカーとして、「G&G製」「東京マルイ製」この二つは外せません。

エアガンってまず最初は何を買えばいいの?…というお悩みに、エアガンカスタム歴10年でなんだかんだフィールドスタッフや、フィールドの銃のメンテから、競技サバゲーのトッププレイヤーのチューニングまで実はやってたりする私の個人的なおすすめをご紹介します。お店の回しものじゃないので好き放題いえるわりに経歴はそこそこあるのがポイントです。(笑)

大前提ですが、見た目の気に入ったエアガンで遊ぶのがベストだとは思います。
しかし、やはりせっかく安くない金額を使うのであれば、性能も重視したいところだと思います。
今回は、コスパも良く、流通が安定している「G&G製」のエアガンの中からおすすめを紹介していきたいと思います。

「G&G製」電動ガンの特長

まず、G&G製品の特長は以下の3つです。

①安価なモデルが多い
②電子トリガー標準搭載モデルが豊富
③カスタムベースにもできる

まずは値段が東京マルイより比較的安価なのは評価すべきポイントだと思います。
もちろん、モデル次第ではありますが…

架空のモデルが多く、リアル感のあるモデルは少ないですが、その分安くてサバイバルゲームと言えます。
樹脂を多用しているモデルが多く重量もかなり軽いものが多く、だいたい2キロ前後で、1日持って遊んでも疲れません。
樹脂と言っても、それなりに丈夫なので、よほど乱暴に扱わなければま問題ないでしょう。

電子トリガー標準搭載なのもポイントが高いです。
電子トリガーとは、発射のオンオフを電子的にコントロールする回路です。

機械式トリガー電子トリガー

機械式のスイッチだと、どうしても作動が安定しきらない部分がありますので、最近では電子トリガーの方が主流ですが、機械式から載せ替えるとそれだけで10,000円~30,000前後別途費用が掛かってしまいます。
作動が安定しないケースとして多いのは、単発(セミオート)で発射した際にトリガーがロックしてしまうセミロックという現象です。
単発で撃つルールの多いフィールド(インドアやCQB)などだとやや機械式は不利になる傾向があります。

エアガンのカスタムを考えているのであれば、「G&G製」の電動ガンはベースとして優秀です。
私の普段使っているエアガンや、競技系のサバゲーマーもベースはG&G製が大半です。


後々、カスタムを検討しているのであれば、選択肢として優秀です。

おすすめ「G&G製」電動ガン

前置きが長くなってしまいましたが、おすすめに行きたいと思います。
今回は見た目とか抜きで性能やコストパフォーマンス重視で考えていきたいと思います。

無難でトータルバランスを考えるなら「CM16SRS」

【メリット】
・電子トリガー搭載
・安価(30,000円程度)
・カスタムベースにピッタリ
・軽い(2㎏程度)
・純正で多段マガジン(300発装填可能)

【デメリット】
・他の人と被りやすい
・グリップが大きい(握りにくい)
・リアル感はない

個人的に1番のおすすめはこの「CM16SRS」です。
値段も安く手頃かつ、電子トリガー標準搭載でしかも軽量かつ取り回しも良い上に、カスタムベースとしても優秀と、抜群のパフォーマンスです。初速は85前後(個体による)と、東京マルイの次世代などと比べるとやや見劣りはしますが、インドアフィールドなどは初速の制限が90以下な場合もあるので、むしろちょうどいい範囲ともいえます。
命中精度も平均的ではありますが、まったく当たらないというわけではありませんし、5,000円程度のカスタムで化けたりします。

デメリットとしては、人気機種な為、被りやすいことと、グリップがやや握りにくいということでしょうか。
グリップに関しては同じメーカーのものに交換するという手段で解決可能です。
※グリップ交換はメーカーが違うと難易度が跳ね上がります。

同社製上位機種に搭載されている強化モーターに交換したりすると、初弾の発射スピードや、発射サイクルの向上も可能です。
これは「G&G製」の電動ガン全般に言えますが…
※モーターの交換は内部カスタムのわかっている人じゃないとトラブルの要因になります。プロに頼みましょう。

 

見た目より実用性なら「SSG-1」

 

【メリット】
・電子トリガー搭載
・角度可変ストック搭載
・カスタムベースにピッタリ
・軽い(2㎏程度)

【デメリット】
・見た目が独特過ぎる
・リアル感は皆無

かなり奇抜な見た目ですが、競技サバゲーで使用されているカスタムガンを参考に作られたのが、この「SSG-1」です。

実際にインタビューしてるところとか見てたり、参考にしていたエアガンも知っているので感慨深いです…

ストックの角度が調節できるのが、1番の目玉で、構えやすく光学機器(ドットサイトなど)を載せたときにかなり見やすくなっています。
引き金(トリガー)も独特ではありますが、これは正直あまり引きやすくはないので、何とも言えません。
内部は若干CM16 シリーズより上位になっています。※チャンバー、モーター等
カスタムはやりやすい部類にはなるので、カスタムベースにしても良いかもしれません。

取り回し重視なら「ARP9」


【メリット】
・電子トリガー搭載
・とにかく短い
・軽い(2㎏程度)
・安価(30,000円程度)

【デメリット】
・うるさい(ギアノイズがひどい個体が多い)
・うるさい(発砲音が大きい)
・マガジンの弾上がりはイマイチ

かなり短い銃身でとにかく取り回しが良く、持ち運びも便利です。
こちらも大人気機種で、やや被りやすいですが、ハンドガードを交換すると印象がグッと変わります。
問題なのはとにかくうるさいので、撃っているとすぐばれます。
隠れて遊ぶ…という遊び方には適さないかもしれません。
サプレッサーを付けると大分改善されますが、ギアノイズはカスタムしないとどうにもなりません。
CM16と比較すると、後期型のモデルになるのでチャンバー自体は優秀だったりするのですが、動作感ではCM16に軍配が上がります。

 とにかく安い電動ガンがいいのであれば「 CM16 Raider 2.0」

【メリット】
・軽い(2㎏程度)
・安価(20,000円程度)

【デメリット】
・電子トリガー非搭載

完全にコスパ重視です。
超格安モデルですが、ちゃんと使えます。
なんならチャンバーは後期型になっています。
しかし、電子トリガー非搭載は、後々困ったりもするので、よく考えて買った方がいいかもしれません。
使う気が無いorもっと高性能な電子トリガー導入予定…ということならありです。

箱出しの性能重視なら「CMF16」

【メリット】
・電子トリガー搭載
・動作性が良い
・「CM16 」の後期モデル

【デメリット】
・カスタムベースなら前期型

後期型のため、CM16 から様々なアップデートがされており、総合力は高い。
動作性(連射力や発射サイクル)、命中精度もこちらの方が上位。
しかし、カスタム性で考えると、やや前期型のCM16の方が高く、若干こちらの方が重量がある。

 

その他モデルも順次レビューを追加します。
総じて使いやすいモデルが多いのが特徴で、買っても後悔しないモデルが多いです。
また、もしサバゲーや買ったエアガンに飽きて売ってもそれなりに値が付くのはうれしいところです。

ぜひ参考にしてみてください。